簿記1級の内容は、年々易しくなっています。【早めに狙うべき】

こんにちは、公認会計士のロディです。

簿記2級に合格した方へ。
簿記1級の内容が気になりますよね。

本記事では、簿記1級の内容と具体的な難易度等についてご紹介します。

簿記1級を目指す前に、参考になると思いますよ。

科目の内容

簿記1級試験は、ぜんぶで4科目です。

  • 商業簿記
  • 会計学
  • 工業簿記
  • 原価計算

「商業簿記」と「会計学」は分野が似ているので「商会」と略されます。
「工業簿記」と「原価計算」も分野が似ており、「工原」と略されます。

それぞれ25点満点でして、勉強にかける時間の割合は、

  • 商業簿記:
  • 会計学:
  • 工業簿記:
  • 原価計算:

という感じです。

簿記1級における商業簿記と工業簿記は、それぞれ簿記2級の商業簿記と工業簿記の延長にあると捉えて大丈夫です。

上記2つの科目にも新しい論点は出てきますが、感覚としては全体的な細かさがアップする感じでして、簿記2級をマスターしていれば後は同じ勉強法を続ければ簿記1級でもマスターできます。

会計学は、2級をしっかり勉強していれば問題なし

一方で、「会計学」と「原価計算」は簿記1級で初めて出てくる科目ですね。

このうち、「会計学」は「商業簿記」とほぼ同じ勉強法で問題ありません。

会計学の内容としては、例えば次のような問題があります。

問題

研究開発費を即時費用として処理すべき理由は?

これ、実は商業簿記のテキストに普通に書いてあります。

2級では「理由」までは問われませんでしたが、1級の会計学ではこの辺りも問われます。

しかし、簿記2級まででしっかりと「理解」しながら勉強されていた方にとっては、学習済みだったりします。

新たな論点が出てきたとしても、「理解を伴う勉強方針」は変わりませんので、あまりつまずくことはないでしょう。

1級で大きく変わるのが「原価計算」

原価計算が一番の難所かと思います。

たとえば「意思決定会計」という新たなテーマが登場しますが、ここで苦戦する受験生は多いです。

やや数学的要素が入ってくるので、ここで拒否反応を示される方が多いのが理由です。

なので理系の方にはやや有利です。

とはいえ、使うのは割り算くらいなんですけどね・・・。
「拒否反応」と言いつつも、単に「面食らう」方が多い感じです。

そんなに難易度が高いわけではありません。

もう少し詳細に解説したいのですが、10,000文字くらいになりそうなので、この辺にしておきます。

 

毎年、内容は徐々に減ってます。

簿記2級試験は、毎年内容が増えています。

連結・外貨建取引などがその一例ですね。

実は、これらの単元は元々簿記1級の範囲でした。

そのため、裏を返すと簿記1級で新たに学習する範囲は減っていることになります。

また、現在は大きな会計基準の変更がありませんので、大きく範囲が変わるようなことも無いでしょう。

今の難解な簿記2級試験をクリアした方にとって、簿記1級はクリアしやすくなっているのが現状です。

 

勉強時間は3倍になります。

これは事実なのですが、簿記2級⇒簿記1級で勉強時間が3倍になります。

簿記1級の合格に必要な勉強時間は?【実績公開】

2019/06/03

それだけ範囲が膨大かつ理解の難しい部分が存在します。

僕自身も簿記1級まで取得しているので分かりますが、2級とはレベルが全く違いました。

ちなみに、目指すのであれば簿記2級に受かってすぐがオススメです。

理由は「モチベーションが高いから」です。

高いモチベーションのまま簿記1級まで駆け抜けるのが、合格者の特徴ですね。

 

1回落ちると、やる気が低下する

よくあるパターンなのですが、簿記1級試験は一度落ちてしまうとモチベーションがとても低下します。

理由は、勉強時間(=勉強期間)が多いためです。

簿記1級は取得するのに最低で半年かかりますが、半年勉強して落ちたら、多少なりやる気がなくなりますよね。

「あと少し」というところであれば頑張れるのですが、「全然ダメだ・・・」となるとやる気はなくなります。

すると「もう簿記1級は諦めようかな」となってしまうので要注意です。

やはりオススメなのは、簿記2級に合格してモチベーションが高い時期から挑戦し、半年で1発合格してしまう事ですね。

これが一番効率的です。

簿記 1 級を目指すなら、「半年」で合格すべき理由

2019/05/11

 

さっさと受かりたい人は予備校に通うべき

簿記2級までは難易度は低めで、独学で受かる人もわりと居ますよね。

でも、簿記1級だけは独学は無理です。

上述した「半年合格」は、あくまで予備校に通った場合です。

独学の場合は、勉強期間が2~3倍になると思って良いでしょう。

僕は会計士なので分かりますが、簿記1級の範囲と会計士の範囲は非常によく被ります。

簿記1級を独学で勉強するという事は、会計士試験の一部を独学するという事を意味します。

当然ですが会計士に独学合格する事は無理ゲーですので、簿記1級の独学もかなりキツいです。

上述したように、「一回落ちるとモチベーションが下がる」という特性がありますから、予備校に通ってさっさと合格してしまうのが一番効率的だと思います。

簿記1級の大手スクールは、次の3社です。

 主要スクール3社

いずれも、きちんと勉強をすれば合格できる信頼性の高い学校です。

特に 最安かつ最短で合格できるのがネットスクールでして、僕自身も短期合格したので非常におすすめです。

簿記1級の通信講座は1択です。【最短合格・最安合格を狙おう】

2019/05/27

ちなみにネットスクールでは、無料の講義動画も公開しています。
>>無料講義の一覧

実際に通う前に、こちらを見てから判断すると良いでしょう。

 

最後に。決して簡単な試験ではないです。

簿記1級試験の勉強内容は非常に多く、難易度が上がります。

挫折する可能性も高いです。

しかし、一方で公認会計士への入り口となっており、将来性の高い資格でもあります。

僕が今公認会計士として仕事をしているのは、簿記1級試験に合格できたからです。

何もなかった僕が、5~6年の社会人経験で年収900万まで達成したのは、紛れもなく簿記1級のおかげです。

公認会計士の年収とコスパ【詳細に検証してみた】

2019/03/07

会計士になるのは大変ですが、合格すれば全員がこの水準です。

その意味で、簿記1級は非常に魅力的な資格ですね。
>>ネットスクールで簿記1級を取得する

 

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