簿記2級のテキストを、公認会計士が比較してみたよ。【2019年度版】

こんにちは、公認会計士のロディです。

簿記2級のテキストをお探しですか?
でも、どんなテキストを選べば良いか、分からないですよね。

本記事では、公認会計士の僕が、実際の使用感を基に おすすめのテキストをご紹介します。

迷っているのでしたら、こちらを選べば間違いないです。

【公認会計士が推薦】簿記2級テキストおすすめランキング【最新版】

まず、必要なテキストを整理します。

必要なテキスト

  • 教科書・問題集
  • 過去問題集
  • 予想問題集(とても重要)

以上です。
この3種の神器さえあれば、合格するためのツールは揃います。

なお「予想問題集」というものについて、詳しくは後述しています。

簿記2級おすすめテキスト 教科書・問題集

教科書・問題集は、セットで揃えましょう。

別々の教材を買ってしまうと、教科書を読む→問題集を解く という王道の学習ができなくなりますからね。

簿記2級おすすめテキスト 教科書・問題集 1位

スッキリわかる日商簿記2級

 

 オススメ度 ★★★★★

 良い点

  • 色使いが良く、脳にスムーズにインプットされる。
  • コンパクトなので、携帯性◎
  • 解説が非常にわかりやすい。
  • 確認テストに、無料Web講義が付いている。
  • 安い。(合計 ¥3,024)

 悪い点

  • 重要性の低い部分は記載されていない。

おすすめテキストの1位はこちらです。

出版は、TACという業界最大手の資格スクールです。
さすが最大手だけあって、内容は非常に読みやすく、分かりやすく、頭に入ります。

僕がBIG4にいた頃、アシスタント向けに簿記講師をしていましたが、その時にもこちらのテキストを採用しました。

更にビックリなのが、確認テストには無料Web講義まで付いてくるという点。

TACの受講生でないにも関わらず 無料で講義が受けられるのですから、至れり尽くせりですね。

デメリットは、マイナーな論点をカットしている点。
ですが、まず試験に出るような論点ではないので、実質デメリットはないかと。

教科書・問題集はこちらを選んでおけば、まず間違いありません。

簿記2級おすすめテキスト 教科書・問題集 2位

みんなが欲しかった簿記の教科書・問題集 簿記2級

   

 オススメ度 ★★★★☆

 良い点

  • 全範囲をカバーしている。
  • カラフルで非常に見やすく、読みやすい。

 悪い点

  • ボリュームが多い。
  • 解説がややむずかしい。
  • 冊数が多く、持ち運びに不便。
  • すこし高い。(合計 ¥5,832)

こちらもTACのテキストです。

カラフルで 非常に読みやすいのが特徴です。(全テキストの中で、最も読みやすいです。)
ただ、肝心の「解説」がやや難しく、もう少し分かりやすければ…という感じです。

冊数も増えるので携帯性が損なわれるほか、値段も若干高くなる点も良くない点です。

ある程度専門用語に自信があって、全範囲を完璧にしたい方には、良いテキストかと思います。

簿記2級おすすめテキスト 教科書・問題集 3位

合格テキスト・トレーニング 日商簿記2級

   

 オススメ度 ★★★☆☆

 良い点

  • 全範囲をカバーしている。

 悪い点

  • ボリュームが多い。
  • 解説がやや不親切。
  • 冊数が多く、持ち運びに不便。
  • 高い。(合計 ¥8,316)

こちらもまたまた、TACのテキストです。

こちらのテキストは、実際にスクールの授業で使用されているテキストです。

No.1スクールだけあって、内容は非常に細かな論点まで網羅されており、メモを取りやすいようにスペースが多くあります。

ただ、使用した感想としては「独学には不向きである」と感じます。

理由としては、「説明不足」な部分がとても多い事。
独学をしていると、たとえば「減価償却とは?」といった素朴な疑問が浮かび上がります。

通常のテキストでは、そのような基本的な疑問に対して、とてもわかりやすい言葉で(誤解を恐れずに言えば、子供でも分かるような表現で)説明してくれます。

一方こちらのテキストは、あくまで「授業で用いる」ことを前提として作成されており、かみ砕いた解説は授業中に講師が口頭で話すことが前提となっています。
よって、こちらのテキストは解説がやや難しく、専門用語を用いた表現が多いです。

僕が初学者だったら、これはちょっと頭に入らないな…と感じます。

(番外)その他の教科書・問題集について

その他にも簿記2級の教科書・問題集はあります。

僕自身も、書店で確認済みです。

しかし、それらには致命的なデメリットがあります。

  • 色味が無い。
  • 解説が非常に読みづらい。

簿記を勉強する時の一番の敵は、モチベーションです。

一人で勉強する人にとって、上記のデメリットはモチベーションを大きく下げます。

もうちょっと独学者の気持ちになってテキストを作ってくれたら…と感じます。

とはいえ、1位~3位のいずれかを選択すれば、問題なしです。

簿記2級おすすめテキスト 過去問題集

過去問は、正直どこも似たようなものです。(どれも同じ過去問なので、当然といえば当然ですね。)

選ぶポイントは、解説のわかりやすさと価格くらいです。

簿記2級おすすめテキスト 過去問題集 1位

スッキリとける日商簿記2級 過去+予想問題集

 オススメ度 ★★★★★

 良い点

  • 色使いが良く、解説も分かりやすい。
  • 安い。(¥1,512)

 悪い点

  • 特になし。

過去問は、こちらを選んでおけばまず間違いありません。

他の過去問に比べて、収録数が少ないです。(全6回分)
が、問題なしです。

理由としては、そもそも過去問は「傾向を掴むためのアイテム」だからです。
最新6回分も解いておけば、傾向は十分すぎるくらい掴めます。

そしてこちら、なんと予想問題集まで付いてきます。
※ただし、的中率はイマイチ。

予想問題集が付いていなかったとしても、このクオリティでこの価格は、おすすめNo.1です。

簿記2級おすすめテキスト 過去問題集 2位

合格するための過去問題集 日商簿記2級

 オススメ度 ★★★★☆

 良い点

  • 収録回数が多い。(全12回)

 悪い点

  • サイズが大きく、携帯しづらい。
  • 解説がやや不親切。

より過去問を多く解きたい方は、こちらがおすすめです。(個人的には、おすすめしません。)

解説で専門用語が多く出てくるため、独学者にはやや不向きかもしれません。

簿記2級おすすめテキスト 過去問題集 3位

ズバリ合格!日商簿記2級 過去問完全解説集

 オススメ度 ★★★☆☆

 良い点

  • 安い。(¥1,296)

 悪い点

  • 色使いがなく、読みづらい。
  • 解説がやや分かりづらい。

過去問の収録数は全15回で、非常に量が多いです。

価格が安いのが、良い点です。

ただし、白黒なので解説が読みづらく 分かりづらいため、独学者には不向きです。

簿記2級おすすめテキスト 予想問題集

「予想問題集」をご存知でしょうか。

独学の受験生にとって、最重要テキストと言っても過言ではありません。

僕自身も簿記2級を独学で取得しましたが、実は初めての試験で落ちてしまいました。(当時の成績は55点くらい。)

その後、この予想問題集の存在を知って使用した結果、92点で合格しました。

なぜこんなに点数が伸びたかというと、予想問題がほとんど的中したからです。

これを使わないと落ちるので、独学の方は絶対に使うべきです。

簿記2級おすすめテキスト 予想問題集 1位

TAC直前予想 日商簿記2級

 オススメ度 ★★★★★

 良い点

  • 的中率が高い。
  • 仕訳カード(単語カードの仕訳版)が付いている
  • 解説が非常にわかりやすい。
  • 解説動画を、無料で視聴できる。

 悪い点

  • 特になし。

1位は、TACの予想問題集です。

問題は全4回分付いており、加えて「仕訳カード」が付属しているのが特徴です。

電車での通勤・通学途中や、ちょっとした待ち時間などのスキマ時間に勉強ができます。
左上には穴が空いており、リングを通すだけですぐに使えます。

僕自身も受験生時代使っており、非常に重宝したのを覚えています。

的中率は8~9割とのことです。(公式HP)
嘘だろ?と思われるかもしれませんが、本当に当たります。

簿記2級おすすめテキスト 予想問題集 2位

第152回日商簿記 ズバリ! 2級的中 完全予想模試

 オススメ度 ★★★★★

 良い点

  • 的中率が非常に高い。
  • 解説が非常に分かりやすい。
  • 全5回分 収録されている。

 悪い点

  • 特になし。

こちらは、より多く問題を解きたい方におすすめです。

こちらも、的中率はビックリするくらい高いです。
収録回数は1位よりもこちらの方が多いので、的中率もこちらの方が高いです。

ただ 解説動画が付いていないので、その点で僅差の2位です。

まとめ

以上、公認会計士がおすすめする、簿記2級テキストでした。

テキストは、高いからといって内容が良いとは限りません。
今回のランキングもそうですね。

ちなみに、簿記検定では「使用できる電卓」に制限があるってご存知ですか?

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