簿記2級の勉強時間は、何時間必要? 短期合格のコツを伝授。

こんにちは、公認会計士のロディです。

偏差値40でしたが、公認会計士試験に短期合格できました。

これから簿記2級の勉強をしようか検討中の方にとって、取得にどの程度の勉強時間が必要なのか、気になりますよね。

そこで本記事では、簿記2級の合格に必要な勉強時間と、短期合格のコツをご説明します。

僕が公認会計士試験に合格した際の秘話も盛り込んでいるので、わりと有意義な情報になるかと思います。

 

 本記事の想定読者

  • 先に勉強時間を知っておくことで、計画的に簿記2級の学習を始めたい方

 

[目次]

1.簿記2級の合格に必要な勉強時間
 ①結論
 ②理由
2.短時間で簿記2級に合格するコツ
3.独学の場合の勉強時間
4.間違った勉強法
5.簿記2級のコスパについて

 

 

簿記2級の合格に必要な勉強時間

 

まず結論からです。

結論

簿記2級の合格に必要な勉強時間は、250時間です。

ただし、前提があります。

 前提

  • 既に簿記3級を取得している事

 

簿記3級を取得していない場合は、簿記3級を受験してから2級の勉強を始める、または簿記2級と3級の勉強を同時に進めましょう。

ちなみに、簿記3級の合格に必要な勉強時間は、100時間です。

もし簿記2級と3級を同時に受験する場合は、250+100=350時間かかるという事です。

なお、3級をすっ飛ばしていきなり2級にチャレンジしたい!という方もおられるでしょう。

確かに 3級の範囲には、「2級で出題されない範囲」が含まれるので、簿記2級だけを取りたい人にとっては、効率的なようにも感じます。

でも、辞めておいた方が良いです。

理由は、簿記2級の授業・テキストには3級の内容が含まれていないからです。

また、両者の試験範囲は次のような被り方をしています。

実は、「簿記3級でしか学習しない範囲」って、かなり少ないです。

3級の教材の方が、考え方などを丁寧に説明されています。

手っ取り早く簿記2級を取得したいのであれば、3級の学習も同時に進め、3級・2級を併願するのが1番早いです。

なお当然ですが、簿記3級で学習するテーマのほとんどが簿記2級でも出題されます。

 

「250時間」の理由

色々なサイトで「簿記2級 勉強時間」と検索してみると、150~200時間という結論が多いです。

しかし、この勉強時間では少なすぎます。

理由は2つです。

1つ目の理由は、予備校は合格に必要な勉強時間を、低く見積もりがちだからです。

ぶっちゃけ、予備校からしたら「合格の敷居」は低い方が良いです。
そのほうが、多くの受験生が勉強しよう!と考え、講座を受講してくれますからね。

2つ目の理由は、2018年から日商簿記検定2級の試験範囲に変更があり、新たに論点が追加されたためです。

単純に新たな論点が追加されたということで、勉強すべき範囲が増えたことになります。
簿記2級の試験本番で出題される「分量」に、変更はありません。

そのため、年度を追うごとに出題されなくなる論点(主に古い論点/マイナーな論点)が出てきます。
しかし、2019年現在はまだ範囲が変更されたばかりであり、「古い」と考えられる論点はありません。

 

少ない勉強時間で簿記2級に合格するコツ

コツは3つあります。

① 毎日勉強する
② 毎日、必ず問題を解く
③ 試験が近づくにつれて、勉強時間を増やす

以下、1つ1つ解説します。

 

① 毎日勉強する

簿記は、1日でも学習しない日ができると、途端に学習した知識を忘れてしまいます。

理由は、簿記という知識は日常生活で触れる事のない知識だからです。

これは簿記の受験生だけでなく、公認会計士試験の受験生も同様です。

既に3級を取得されている方なら分かると思いますが、「簿記」ってまるで「日本語とは別の言語」と思えるほど、専門用語満載ですよね。

 

ただし、例えば事業会社で経理として働いている方は、例外です。

毎日会計・税務を目にしている方にとっては…かなり楽勝かと思います。

 

② 毎日、必ず問題を解く

毎日学習する必要がありますが、必ず「問題を解く時間」を作りましょう。

理由は、脳が情報を記憶するプロセスにあります。

ヒトが情報を記憶するためには、次のステップが必要です。

①情報を覚える(インプット)
②情報を思い出す(アウトプット)

よく授業を視聴しただけで勉強した気になる人がいますが、これでは完全に記憶ができておらず、すぐに忘れます。
情報を脳に記憶させるためには、「思い出す」という作業が必要不可欠です。

なお、「知識を思い出す」という作業は、苦痛を伴います。

でもこの苦痛がなければ、知識は定着せず、成績は上がりません。

簿記2級のインプット時間とアウトプット時間の比率は、ざっくり1:5です。
そのくらい、アウトプットが重要です。

 

③ 試験が近づくにつれて、勉強時間を増やす

簿記2級の合格に必要な学習時間は、合計で250時間です。

仮に3ヶ月間勉強し合格を目指す場合、1日あたりの勉強時間は約2.7時間です。

しかし、「毎日2.7時間」を続ければ良いわけではありません。

学習を進めるに従って、記憶にとどめるべき情報は、どんどん増えて(累積して)いきます。
つまり、覚えておくべき知識量が増えるに従って、学習時間も増やすべきなのです。

なお、画像はイメージです。
以上の勉強法を実行することで、250時間よりも短い勉強時間で合格することが可能です。

 

独学の場合は、350~400時間の勉強時間が必要

ここまで説明した「勉強時間」は、すべて予備校に通った場合です。

独学で合格を目指した場合、+100~150時間が必要になります。(あくまで平均です。)

仮に3ヶ月での合格を目指した場合、1日あたりの勉強時間が1時間がプラスされます。

1日の勉強時間が1時間増加し、それを3ヶ月続けなければならないのは、結構キツいです。

 

僕が「授業の質が高い」と感じた予備校は、スタディングという予備校でした。

簿記2級講座が17,000円くらいで受講できます。(ちなみに、業界最安です)

17,000円で「3ヶ月の時間」を買う事ができるので、まず受講すべきでしょう。
>>関連記事:簿記2級の通信講座、格安・最短で合格したいならドコがおすすめ?

 

念のため補足ですが、簿記2級は独学でも合格を目指せる資格です。でも予備校を利用した方が、時間を無駄にせず合格できるよ、という話です。

 

こんな勉強法は、勉強時間が増えるだけです。

間違った勉強法を紹介します。

 やってはいけない勉強法

  • 問題を解いても、解説をあまり読まない
  • 色々な教材に手を出す

 

問題を解いても、解説をあまり読まない

簿記だけでなく、すべての資格試験に共通しますが、問題を解いたら必ず答え合わせをし、間違っていたら解説を読み理解し、覚えましょう。

「問題を解く」というアウトプットの後なので、脳は疲れています。

疲れているので、「解説を読んで理解する」というインプット作業が面倒に感じる方、多いですよね。

でも、間違えた問題を理解せずに進めたのでは、いつまで経ってもその問題が解けるようになりません。

①インプット
②アウトプット
③アウトプットの正確性を確認
④(間違っていたら)インプットしなおす

 

このプロセスが、勉強の基本です。
逆説的ですが、(大げさでもなく)これを続けているだけで合格できますよ。

ちなみに、「間違ってしまった問題」だけでなく、「まぐれで正解した場合」や「知識が曖昧と感じる場合」も、同じように解説を読み、理解し直しましょう。

 

色々な教材に手を出す

たまに、今通っている予備校以外の教材を、併用している人がいます。

でも、これは絶対にやめましょう。

理由は、スクールによって教材の「言い回し」が違うためです。
この場合、混乱する原因になり、余計な時間を使ってしまいます。

勉強に用いる教材は、利用しているスクールの教材だけにしましょう。

 

簿記2級のコスパについて

以上、簿記2級に合格するための勉強時間と、短時間で合格するためのコツでした。

簿記2級は、大体3ヶ月程度で取得できてしまいます。

しかし、取得することによるメリットは多く、コストパフォーマンスが高い資格です。

  • 簿記3級:履歴書に書けない
  • 簿記2級:履歴書に書ける

その他、簿記2級を取得すると将来性がグッと広がります。

僕自身は簿記2級取得後、公認会計士になりました。

人生逆転の切り口として、簿記2級を選んでみても良いかもしれませんね。

簿記2級の通信講座、格安・最短で合格したいならドコがおすすめ?

2019/08/15

 

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