こんにちは、公認会計士のロディです。
会計士試験の勉強を始める前や、勉強をしている方は、「合格者」がどうやって合格したのか、当然気になるところですよね。
そこで本記事では、僕の合格体験記をご紹介します。
この合格体験記を書いてる人
まず、僕に関して簡単に紹介します。
プロフィール
- 大学の偏差値は40
- 大学は理系(簿記とは無関係)
- 留年ギリギリの成績(あんまり頭は良くない)
たぶん、僕ほど絶望的な状況で会計士試験に臨んだ人は、少ないと思います。
周りは有名大学の受験生ばかりでしたからね。
でも大丈夫、普通に合格できました。
合格実績
- 3年間勉強して合格
- 1次試験の合格率3%の回で合格
- 1次試験の成績は偏差値75くらい
それっぽく言ってるけど、本当ですか? と言われそうですね。
僕の情報は過去の記事で何度もご紹介しておりますので、そちらを読んでいただければ本当なのが分かると思います。
また、僕の成績の推移もこちらの記事で公開してます。
>>関連記事:公認会計士試験の成績推移
関係ないけど、今はこんな事してます。
年収900万を超えたあたりで独立し、今は会計事務所を運営してます。
開業すると何でもアリでして、監査・コンサルに加えて、執筆や講師業もやらせてもらってます。
ちなみに会計士歴は5年くらいです。
僕の会計士試験合格体験記
本記事のメインです。
トピックは4つです。
こちらを参考に、どのようなライフスタイル&勉強法で合格に至ったのか、肌で感じていただければと思います。
① 毎日7~8時間勉強する
勉強時間の確保は、絶対でした。
僕は(平均して)1日7~8時間勉強しましたが、もっと勉強していた受験生も沢山いました。
また、「毎日7~8時間やらないと受からない」と予め覚悟しておくことで、腹をくくって勉強を始めることができます。
本当にそんなに必要なの?と思われる方は、こちらの記事で実際の勉強時間を公開しておりますので、ご参考にどうぞです。
>>関連記事:公認会計士試験に合格するための勉強時間【実績公開】
勉強が苦手な方にとっては、意識が遠のきそうな勉強時間かもしれませんね…。(僕も今やれと言われたら、できないかも)
でも大変だからこそ、会計士資格には価値があるとも言えますよね。
② 生活をルーティン化する
毎日7~8時間を勉強するにあたり、できるだけ同じ時間に勉強するようにしていました。
僕の場合は、平日は朝9時~夜9時まで勉強すると決めていました。(うち2時間は、ご飯や休憩時間です。)
また、土日は6~7時間勉強すると決めており、こちらは朝9時~夜6時までと決めていました。(同様に、2時間は休憩時間。)
なぜルーティン化するかというと、理由は2つです。
- 勉強の習慣を体に染み込ませるため
- 「今日は何時から勉強しようかな」という、スケジューリングに頭を使う作業を排除するため
実際、勉強時間をきっちり決める事で、生活リズムが「勉強」を中心に回り始めました。
また、「何時から勉強しようかな~」と考える無駄な時間がなくなり、シンプルに勉強に集中できました。
③ 勉強を(できるだけ)楽しむ
勉強の習慣が身に着いてくると、こんどは次第に「飽き」が来ます。
最初はモチベーションも高く、ゼッタイ合格するぞ!という気持ちで学習を続けられるのですが、次第に飽きてきます。
そこで必要なのが、「楽しむ」ことです。
僕の場合は、自分の中でライバルを作って点数を競ったり、「模試で高得点を取ったら自分にご褒美」など、できるだけ勉強を楽しむようにしました。
僕と同じように、勉強が苦手な方には特にオススメです。
④ 忘却曲線を意識した復習
公認会計士試験の勉強範囲は、とっても広いです。
そのため、新たな知識を入れることも重要なのですが、それ以上に!復習に大量の時間を割くことになります。
つまり復習が占める割合がとても大きいので、「忘却曲線」を意識した復習を計画&実施していました。
「忘却曲線」とは…
人は、1日で約70%の知識を忘却する(忘れる)と言われています。
また、3日で80%、1週間で90%といった具合に、どんどん知識を忘却していきます。
この忘却の推移を、忘却曲線と言います。
忘却曲線に沿って復習をすることで、定期的に知識を「思い出す」事になるため、知識を忘れにくくなります。
たとえば、朝新しい事を学習したら、その日の夜に復習してあげることで、忘れる前に復習ができるので効率的です。
一方で、たとえば3日後に一度目の復習をした場合、おそらくその知識を忘れてしまっているため、また最初から勉強しなおす必要が出てきてしまい、非効率です。
頭の良い人でなくとも、公認会計士試験に合格できる。
公認会計士試験は難関試験と言われていますが、勉強法は上述のとおり、とってもシンプルです。
シンプルな作業を3年間継続できる人が少ないので、合格率が低くなる構造です。
特別な頭の良さが必要ない事は、僕のプロフィールからも明らかですよね。
念のため補足しておきますが、本記事でご紹介したのはあくまで僕の合格体験記です。
勉強法は人それぞれだと思いますので、ご自身に合った「勉強方法」を見つけてくださいね。
もっと多くの合格者の体験記を読みたい方は、大手予備校が配っているので、手に取って読んでみると良いですよ。
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