会計士受験生が「市販の参考書」を使用すると、合格できなくなる話。

こんにちは、公認会計士のロディです。

「公認会計士 参考書」で検索されて来られる方がおられますが、市販の参考書はあまりオススメできません。

というわけで本記事では、参考書を使うべきでない理由と、あるべき勉強法をお話しします。

ちなみに、市販の「問題集」は全然アリです。(僕も使った途端に成績がグンと伸びたので。)
>>参考:僕の会計士試験の成績推移

 本記事の想定読者は、予備校に通っている会計士受験生の方です。(独学の方は、参考書ないと勉強できませんからね。)

 

公認会計士受験生が、「市販の参考書」を使用すべきでない理由

一言でいってしまうと、勉強効率が低下し、合格までに時間がかかってしまうためです。

具体的には、次の3点のデメリットです。

  1. 使用教材が増える
  2. 教材ごとの表現が異なる
  3. 内容が重複する

ちなみに、メリットは特にありません。

 

理由① 教材が大量になり、勉強のコストパフォーマンスが低下する

教材が増えると、教材の管理が煩雑になります。

この論点、どのテキストに載っていたかな…」と記憶をたどり、大量のテキストの中から該当の参考書を探し出すという作業は・・・率直に言って無駄です。

また、そのような余計なことに脳を使うので、純粋に勉強に使うための体力が減ってしまうんですよね。

無駄な作業をして疲弊したら、勉強できる時間が減ってしまうので合格が遠のきます。

 

理由② 教材ごとに表現がやや異なるため、どれを信じて良いのか分からなくなる

ある論点を勉強している際、「参考書Aではこう言ってるけど、参考書Bではこう言ってる…どっちを信じれば良いんだ?」という問題が発生します。

もちろん、別の視点から見ることができたからこのような問題が見つかった、とも言えるかもしれませんね。

でも多くの場合、あまり意味のない問題です。

どちらかの参考書が古かったり、結局同じことを言っていたり。

また、このようなことが増えると、どちらを信用して良いのか分からなくなり、その参考書を使って真剣に勉強する事ができなくなります。

集中力が低下するので、合格は遠のきます。

 

理由③ 重複した内容を読む時間が増加し、勉強時間が大幅に増えてしまう

複数の参考書を購入すると、当然重複した内容が出てきます。

そのような部分を改めて学習して、果たして意味があるのでしょうか…。

読んでみても、結局新たな発見が見つかることは少ないです。

新たな知識を身につけたいのであれば、問題を解いた方が絶対に良いです。

 

理由④ 多くの場合、予備校の教材よりも質が低い

予備校のビジネスモデルは、予備校の講座を受講してもらう事でお金をもらう、というビジネスモデルです。

もし市販の参考書の出来栄えが神レベルで、「それさえ読めば予備校通う必要ない」というレベルだったら、ビジネスモデルが破綻しますよね。

教材の単価はかなり安いので。

もし「レベルアップ」を望んでいるのであれば、今使っている予備校の教材が最強です。

 

参考書を買う前に、検討すべき対応策

参考書を買う前に、1つだけ見直すべきポイントがあります。

 授業を聞きなおしてみてはいかがでしょうか。

新たな参考書を求めている理由は、「今の授業内容が分かりづらいから」とか「勉強しているテーマ内容がよく分からないから」という理由かと思います。

その場合は、新しいテキストを買うのではなく、Webの授業を見直すことを検討しても良いと思いますよ。

結局、文字を読むより「講師の授業」を聞いた方が、同じ時間で得られる知識は多いです。

 

 ちなみに…

マーケティング界では、「動画は、文字の5,000倍の情報量を得られる」と言われています。
この事からも、インプットで最も効率が良いのは授業であると言えますね。

 

Webの授業であれば倍速などでも聞けるはずですから、更に効率がUPします。

 

どうしても参考書を書いたい場合は

購入する際は、ネットで探すのではなく、必ず自分で書店に行って「内容を見て」買いましょう。

ネットで探すと、やけに高額な参考書ばかり出てきます。

紹介している人たちは、そのほとんどが会計士ではないはずです。

素人が紹介している参考書…信用できますか?

 

参考書を使わずに合格するために

ここで、市販参考書を使わない勉強法を3つご紹介です。

 

勉強法① 情報を一元化する

勉強のコストパフォーマンスを向上させるために、テキストに情報を一元化すると良いです。

情報の一元化とは、かんたんに言えば「このテキストだけ読めば全てわかる」という状態にする事です。

僕の場合は、1つのテキストに「間違えた部分」「試験で出やすい部分」「答練で出た部分」「理解できてない部分」をすべて書き込み(またはマーキング)してました。

具体的には、①メモ書き、②シール(文房具屋さんでよく売っている、●のシールがオススメ)、③ふせん、④問題集・答練の問題のコピー、を1つのテキストの該当箇所に貼り付けていました。

テキストに情報をまとめ上げることで、テキストを読んでいれば自然と「分からなかった部分」や「重要な部分」を何度も目にする事になりますから、自然と復習を繰り返すことができます。

また、情報が1つにまとまっているので、「どこに書いてあったかな…」と悩むこともなくなり、勉強効率がアップします。

 

勉強法② 深く理解する

参考書に手を出す方の特徴として、やや受験勉強に苦戦している方が多い印象です。

たしかに勉強期間が長くなってくると、今の教材に飽きてきます。

飽きてくると、勉強の効率が下がりますよね。(初めて勉強した時は一気に多くの知識を得られたけど、飽きてくるとインプットがほぼできなくなってくる)

 

でも、合格者の多くが「予備校の教材だけ」で合格しているのも事実です。(つまり、1つの教材を「深堀する」事が重要という話です。)

勉強中に深く考えておくことで、本番での応用力が付きますから、それが得点アップにも繋がります。

なお、ほとんどの場合、理解度の深さは「問題を解く」ことで確認&インプットし直すことができます。

 

勉強法③ 1つの答練を何度も解く&解説もしっかり読み込む

予備校の答練の「解説」って、軽視されがちですが、かなり重要です。

ある程度勉強が進んでいるのであれば、テキストよりもむしろ重要度は高いです。

理由は「本番に近い形式の回答マインドが載っているから」でして、得点するためのエッセンスが詰め込まれています。

新たな知識多く載っていたりするので、答練も使い倒しましょう。

 

その他、科目別の勉強法について

僕のブログでは、公認会計士試験に合格するための勉強法を公開してます。

公認会計士試験の勉強法まとめ

2019/05/29

論文式は多分ふつうにやってれば1~2年で合格できるという趣旨から、短答式の勉強法が多めです。

よかったら、参考にしてみてくださいね。

 

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