【限定公開】
本記事では未公開の「短答合格法」を、note で限定公開中です。
【2021年】短答を確実に突破する「特化型戦略」

 

こんにちは、公認会計士のロディです。

管理会計論が大得意なので、答練成績はほぼA~Bでした。

今回は、管理会計論の勉強法を公開します。

ここまで詳細に解説したサイトは他に無いと思うので、内容に自信ありです。

本記事はかなりボリュームが多く、大量の情報を載せていますので、ぜひ休み休み読んでください。(文字数:約10,000文字)

 

管理会計論の勉強法と、その効果

管理会計論の勉強法と、その効果

「管理会計論がすごく苦手」という方は多いのですが、「苦手な理由」を問うと、答えられる方が少ないです。

本記事では、

  • なぜ苦手とするのか?
  • なぜ点数が伸びないのか?

という点まで言及し、原因を究明し、得意科目にするための勉強法を公開します。

なお、勉強法は分野ごとに異なるため、「原価計算」と「管理会計」に分けて解説します。

※ 「原価計算」には工業簿記を含み、「管理会計」は例えば意思決定会計などの分野を指しています。

この勉強法をマスターすると、管理会計論を得意科目にできると断言できます。

一応、証拠画像として当時の成績表を公開します。

 短答の成績表
 

管理会計論の短答成績

 論文の成績表
 

管理会計論の論文成績

合格時の成績が、短答70点(ボーダー67%)、論文60.7点(ボーダー52%)でした。

特に、論文は余裕で科目合格レベルです。

 

原価計算の勉強法

原価計算の勉強法

まず 原価計算の勉強法です。

 原価計算(工業簿記も含む)の勉強法

  • イメージトレーニング法
  • 機械的に解かない

勉強法は大きく2つですが、内容はボリューミーです。

 

① イメージトレーニング法

効果絶大の勉強法です。

僕が 受験生時代に編み出した勉強法ですが、かなり多くの方に好評いただいています。

結論の前に、まず本試験での最大のリスクを明示します。

 

本試験での最大のリスクは「時間の浪費」

原価計算は、時間があれば誰でも解けます。(一部の超難問は例外)

裏を返せば、時間がないから みんな点を落とすのです。

ここに、原価計算攻略のヒントがあります。

つまり、時間を作り出せば(時間を浪費しなければ)得点できるはずです。

さて、ここで質問です。

みなさんは  原価計算の問題を解く時、一体どこで時間を浪費していると思いますか?

 

(シンキングタイム)

 

答えは、「論点と解法を思い出す時間」です。

 

理由は かんたんです。

たとえば、皆さんが「テキストを読んだ直後」って、スラスラと演習が進みますよね。

これは、関連する論点が頭に浮かんでいるからです。

しかし  日が経ってから同じ演習問題を解こうとすると、

  • 小さな論点を忘れており、思い出すのに時間がかかる…
  • 選択肢に答えがなく、もう一度問題文を読みに行く…

という時間の浪費が発生するのです。

ここに、大きな時間の無駄があります。

「管理会計論で時間が足りない」という人は、ここに大きな時間を割いています。

逆に言えば、試験問題を解く際に「全論点・解法が頭に浮かんでいる状態」を作ることで、すべての問題をスラスラと回答できるはずです。

ご紹介する「イメージトレーニング法」を実践することで、この理想的な状況を作ることができます。

 

時間の浪費を減らす「イメージトレーニング法」

この勉強法は、僕が受験生時代に編み出しました。

名称も僕が命名したので、ググっても出てこないはずです。

では、イメージトレーニング法のやり方を解説します。

 イメージトレーニング法の流れ

  1. テーマごとに論点を網羅的にリストアップ
  2. 1つ1つ解法・計算構造を思い浮かべながら記憶
  3. (リストを見ずに)全論点・解法を思い浮かべる練習をする
  4. 繰り返し、スピードを上げる

「全論点を思い出せ」と言われても、そもそも「全論点をまとめたリスト」が無いはずなので、まずはテキストを見ながら「論点をリストアップする作業」が必要です。

次に、リストアップした論点を眺めながら、それぞれの解法(計算構造)を思い浮かべ、全て記憶します。

記憶し終わったら、リストを見ずに全論点と解法を思い出す練習をします。(ここが かなり疲れます)

できなければ、何度リストを見ても大丈夫ですが、最終的には全て空で思い浮かべるようにします。(本試験では、リストを見ることができないので)

そして、何度も練習することでスピードを上げます。

目標は1問30秒以内に全論点を思い出すことです。

 

「論点リスト」の例としては、たとえば次のリストです。(実際に僕が受験生時代に作ったリストの一部です)

 テーマ:個別原価計算(例)

  • 勘定記入型 or 指図書集計型?
  • 実際配賦 or 予定配賦?
  • 部門別計算の有無は?
  • 有なら、補助部門費の配賦は直接 or 階梯 or 相互?
  • 部門費の配賦基準は単一 or 複数?
  • 予定配賦なら差異の把握計算は?
  • 仕損費の計算は直接か間接か?評価額はあるか?
  • 副産物はあるか?作業屑はあるか?軽微な物でないか?

本試験では、問題を見た直後に上記の論点をすべて網羅的に思い出します。

また同時に、それぞれのボックス図やシュラッター図など、回答に用いる図表も全てイメージします。

これにより、「テキストを読み込んだ直後」の状態にできるので、「論点を思い出す時間」を大幅にカットできます。

ちなみに、この状態で問題が理解できなかった場合、テキストに載っていない問題だという事が分かるため、「この問題は解くべきでない」という判断が即座にできます。

勉強の段階では、これを何度も何度も繰り返すことで、少しずつ「思い出すスピード」を上げます。

特に  イメージトレーニングを初めて実践する際は、非常に大きなストレスを感じるはずです。

なぜなら、今まで使っていなかった部分の脳を使うからです。

しかし、脳が疲れるということは、記憶の定着につながっている証拠です。

そして回数を重ねるごとに  徐々に脳内の回路がつながりますので、ストレスは減ります。

かなり効果が高い勉強法なので、ぜひ実践して下さい。

 

② 機械的に解かない

原価計算の問題演習は、気を抜くと機械的になりがちです。

なぜなら、その方が考える労力を必要とせず、楽だから。

しかし、それは勉強ではなく、ただの流れ作業です。

何も考えていないのですから、理解もできず、記憶もできていません。

練習の段階でコレをやっていると、本試験で得点できなくなります。

 

機械的に解いてはいけない理由

公認会計士試験の科目は、次の2種類に分類されます。

  • 勉強した問題が、そのまま出やすい科目
  • 勉強した問題が、ほぼ出ない科目

管理会計論は後者です。(ちなみに、企業法と財務<理論>は前者)

つまり「勉強した解法」と全く同じ問題は出ませんから、「回答手順をそのまま覚える」ことは、ほぼ意味がないのです。

本試験中は「考えて回答」するはずなのに、練習中に「考えずに回答」していたら、得点できないのも当然です。

原価計算の問題は、解法パターンが無数に存在します。

たとえば、総合原価計算と標準原価計算を掛け合わせれば、標準総合原価計算になります。 更に軽微な論点をいくつも追加すれば、今まで見たことのない問題の出来上がりです。

 

常に「考える」を意識した演習

原価計算(工業簿記)では、「ボックス図」や「部門別配賦表」など、何かしらの図を書くケースが多いです。

この図をイチイチ書いていると、勉強時間までも浪費します。

そこで僕は、原価計算(工業簿記)をあえて毎日勉強せず、2~3日の間隔を空けて学習していました。

こうすることで、短期記憶に頼った学習を避けることができ、毎回、図や解法の意味を考えながら解くことになります。

もちろん、基本的な図の書き方は覚えるべきです。 しかし、少なくとも本記事を読んでいる方は、それはできているはず。

毎回「考える」ということを意識し、もし機械的に解いていることに気付いた時は、「勉強する科目を変える」などの転換をした方が良いです。

また、先述のイメージトレーニング法と併用し、あえて図を書かずに解法をイメージする、というのも時短術として有用です。(回答手順だけ思い浮かべ、すぐに解答を見て「回答手順が正しかったか」を確認する)

ちなみに、全ての解法パターンを暗記するのは無理ゲーなのでやめましょう。

 

管理会計の勉強法

管理会計の勉強法

管理会計の勉強時間は、原価計算よりも少なく済みます。

理由は、理論問題(計算との融合問題を含む)の比率が高いからです。

この点が、管理会計の勉強法につながります。

 

① 学習範囲を広げすぎない。

意思決定会計などの分野は、出題形式がまさに無限です。

一方で、ベースとなる考え方(解き方)は少なく、実は覚えるべきボリュームの少ない分野でもあります。

この点が  実はデメリットでもあり、つい色々な問題(市販の問題集や、答練の難問など)を解きたくなってしまうのです。

賛否分かれるのかもしれませんが、管理会計論に関して言えば、僕は「市販の問題集」は不要だと思っています。(短答・論文ともに)

財務会計論(計算)のように、「知っているか知らないか」が大きい科目では、市販問題集も武器になるのですが、少なくとも管理会計は違います。

そのため、ひたすら問題を解きまくるのはNGですし、出題可能性の低い些末な論点を覚えるのもやめた方が良いです。

予備校は、教材販売もビジネスの1つです。 合格に必要のないものであっても、利益になれば売ります。(予備校が悪い、と言っているわけではありません)

書店で販売しているからと言って、それら全てが有益であるとは限りません。

注意して下さい。

 

② 「正確な知識の記憶」を常に意識

覚えるべき基礎のボリュームが少ないからこそ、それらを正確に記憶しましょう。

少しだけ、具体例を出します。

よくある短答の理論問題として「A~Eの5肢のうち、正しい2つの組み合わせを選べ」という問題を例にします。

(選択肢)

1.AB 2.BC 3.DE 4.EF 5.AE

(正解する人の解き方)

  1. Aは絶対合っているな
  2. Bも絶対合っているな(選択肢は1でほぼ確定だな)
  3. 無いと思うけど一応C~Eも読んでおくか
  4. Cはよく分からないけど、DとEは違うな
  5. 迷わず1を選択 → 正解

AとBが「確実に正しい」と思える知識があるからこそ、Cに惑わされることなく正解を導き出せています。

管理会計分野では、知らない知識を問われるケースがあります。

しかし、「絶対に正しい」と思える2肢さえ分かっていれば、(たとえその他の肢の真偽がつかなくとも)正解できるのです。

これは勉強法というよりも「勉強方針」になるのですが、必ず、ベースとなる知識を正確に記憶して下さい。

知識があいまいになると、選択肢で悩む時間が増えます。

そして 引っかかりやすくなるので、正答率も下がります。

 

管理会計論の「短答対策」勉強法・スケジューリング

管理会計論の「短答対策」勉強法・スケジューリング

管理会計論の短答対策・スケジューリングは、次のとおりです。

  • 市販教材は不要
  • イメージトレーニングは、遅くとも短答3ヶ月前までに開始

理解重視の科目ですので、普段の勉強に加えて、特段新しい勉強は必要ありません。

もちろん、(言うまでもないですが)理論対策・短答答練などは普通にやって下さいね。

 

① 市販教材は不要

基本、管理会計論で市販教材を使うことはありません。

ただし、「イメージトレーニング用」として全論点が含まれている問題を見たい場合は、買っても良いかもしれません。

また、管理会計論の理論の点数が伸びない方は、短答式の問題集を解くとパターンを覚えられるでしょう。

>>関連記事:【公認会計士】市販教材・問題集はこれだけで十分です【厳選6選】

何度も言いますが、市販教材はマストではありません。

 

② イメージトレーニングは、遅くとも短答3ヶ月前までに開始

原価計算の勉強法でご紹介した「イメージトレーニング法」ですが、できる限り早い段階から実践してください。

なぜなら、イメージトレーニングは脳に大きなストレスを与えるからです。

今この記事を読んでいる方は、まだ実践されていないと思いますが、是非やってみて下さい。

1回やっただけで死にそうになります。(僕はそうでした)

回数を重ねるごとにストレスは減っていきますので、ぜひ早めに実践を。

試験直前に「初めて」イメトレを行ったら、、、多分キツすぎて他の科目にも支障が出ます。

疲弊した状態で本試験を迎えるのは、絶対にNGです。

 

管理会計論の「論文対策」勉強法・スケジューリング

管理会計論の「論文対策」勉強法・スケジューリング

管理会計論は、論文になると少し楽です。

というのも、短答までの勉強法とさほど変わらないからです。

論文対策としての勉強法は、次のとおり。

  • 理論は「キーワード」で暗記
  • イメージトレーニングは論文答練を活用

 

① 理論は「キーワード」で暗記

定石ですが、キーワードの暗記が必要になります。

財務・管理の理論は、キーワードさえ書ければ得点しやすいです。

なぜなら、回答欄が狭いケースが多いから。

回答欄が狭いという事は、キーワードを「繋げるための文章」が減るという事です。

つまり、キーワードさえ覚えていればその前後の文章を書くことができ、それだけである程度の回答欄を埋めることができてしまうのです。

よって、キーワードを覚えるだけで多くの点を獲得できる。すなわちコスパが良いという話です。

もちろん、典型的なロジックの流れを暗記することも大切ですが、キーワードの暗記はマストだと思って下さい。

場合によっては「キーワードを書いただけで」配点が来る可能性さえありますので、もし「論文までに時間がない」という方は、是非キーワードだけでも暗記して下さい。

 

② イメージトレーニングは論文答練を活用

論文式試験では、1つの問題のなかに複数のテーマが含まれるケースが多いです。

たとえば、「令和2年論文式試験  第2問  問題1」は  次のような構成でした。

  • 問1 予算編成
  • 問2 直接原価計算
  • 問3 ABC

ここが、短答式と異なる点です。

短答式では問題ごとに1つのテーマが問われるため、問題ごとに1つのテーマ(の中の全ての論点)を思い出せば良いだけでした。

しかし、論文式では複数のテーマが1つの問題を構成するため、複数のテーマを思い出す必要があります。

複数のテーマを、まとめて同時に思い出すのがポイントです。

「小問ごとに思い出せば良いじゃん」と思われるかもしれませんが、これもNGです。

小問ごとに、違う視点(テーマ)で問題を読みなおす事になりますから、タイムロスに繋がります。

管理会計論(論文)はボリュームが多いので、時間効率を高めることが  得点UPに直結します。

なお、短答対策としてイメージトレーニング法が身に付いていれば、こちらは全然難しくありません。

ただし、ぶっつけ本番は危険ですので、こちらも練習しておく必要があります。

練習法は簡単です。

「論文答練」などの複数のテーマが混在した問題を使い、短答と同じようにイメージトレーニングをするだけです。

脳を疲れさせた回数だけ、成長します。

 

③ 試験直前にやるべき事は?

管理会計論の直前対策として特筆することは、特にありません。

強いてあげれば、どうしても理解できない理論を丸暗記する、くらいです。

理解重視の科目ですから、あまり直前に詰め込む必要はありません。

ただし、イメージトレーニングのスピードが落ちていないか、定期的な確認は絶対に怠らないでください。

思い出すスピードが遅くなると、(試験本番だけでなく)復習する際のスピードも遅くなりますから、全体の勉強効率を下げてしまいます。

 

管理会計論の「試験本番」での解き方

管理会計論の「試験本番」での解き方

ポイントは、「いかに本番中に脳を温存し、最大限の力を発揮させるか」です。

 

短答式試験での解き方

短答の管理会計論は、時間的制約が大きいです。

短時間で脳をフル回転させる必要があるため、「脳のパフォーマンス低下」に注意して下さい。

簡単に言えば、本番では「いかに効率的に解くか」が超重要です。

短答式試験での解き方は  次のとおりです。

  1. 全問を軽く確認する(全3分)
  2. 理論問題から解く(1問につき3分)
  3. 問題文を軽く読み、難易度を判定(1問につき30秒)
  4. 問題文をしっかり読み、論点と解法を思い出す(1問につき30秒)
  5. 超難問は飛ばす
  6. 残った問題を解く(1問につき5分以内)

1つ1つ解説します。

 

① 全問を軽く確認する(全3分)

これは全科目ほぼ共通ですが、どんなテーマが出題されているのか、ザっと確認します。

どの知識を使うのか、かんたんにアタリを付けておくことで、後の「難易度判定」のスピードが少し上がります。

 

② 理論問題から解く(1問につき3分)

理論問題には、1問につき約3分程度を費やすことができます。

配点は1問につき5点ですから、1分あたりの得点率は、1.66点です。(5点÷3分)

一方(後述しますが)計算問題の1分あたり得点率は、1.25点です。(7.5点÷6分)

また、理論問題は計算問題に比べると、頭を使いません。

つまり、理論問題は脳の消費・得点効率、の両面から見てコスパに優れています。

計算で脳を疲弊させる前に、得点効率の高い「理論問題」を解くべきです。

脳が疲弊すると、それ以降に解く問題の正答率が下がります。 これは絶対に避けるべきです。

なお、「3分」というのはあくまで目安です。

人によっては2~4分とバラツキがあると思います。

ただし、4分以上かけるとコスパが悪くなるのでご注意ください。

ちなみに、僕は1問解くごとに必ずタイマーを確認し、何分時間をかけたのかをチェックしていました。

 

③ 問題文を軽く読み、難易度を判定(1問につき30秒)

ここで、少しだけ「イメージトレーニング」の効果が発揮されます。(真の効果は次のステップで発揮されます)

先述の勉強法を行うことで、問題を軽く読めばすぐに難易度の判定ができるようになります。

僕の場合は、本試験において合計2分で 難易度C(超難問)を4つ見つけることができました。

計算問題に1問5分かけると仮定すると、難易度判定により20分を稼げた計算になります。

これは非常に大きなアドバンテージです。

これにより浮いた時間を、残りの問題に投入することができ、正答率を飛躍的に上げることができるのです。

 

④ 問題文をしっかり読み、論点と解法を思い出す(1問につき30秒)

ここで、イメージトレーニングの効果が発揮されます。

問題文を全て読み込み、解法・論点を「考える」のではなく、「思い出す」という作業をします。

これにより、「ひっかけ」に引っかからなくなります。

解く前に  論点と解法を網羅的に思い出すことで、冒頭で目的としていた「テキストを読んだ直後の状態」を作り出すことができますから、正答率とスピードが格段に上がります。

「引っかけ」にもひっかからなくなり、小さな問題文の拾い漏れもなくなります。

これをやっていたので、僕は答練で常に成績上位者でした。

 

⑤ 残った問題を解く(1問につき5分以内)

論点・解法を思い出したら、あとは回答するだけです。

難易度判定が終わっているので、解いている問題は必ず解けるはずです。

また万が一、解いていて「あれ?これ難しい!」と感じたら、すぐに次の問題へ進むべきです。

論点を完璧に思い出せているのであれば、「難しい」と感じる理由は「勉強したことが無い」という事を意味します。

それは超難問のサインですので、飛ばしてください。

 

⑥ 超難問は飛ばす

超難問は、最後まで飛ばします。

そして もし、他のすべての問題が解き終わってしまったら、超難問にもチャレンジすることになります。

ここで、超難問への攻略法として「選択肢を狭める戦略」をおすすめします。

そもそも  超難問は完答するのに10分以上(場合によっては20分近く)かかります。

そのため、まともに解いてはいけません。

そこで、初めからまともに回答せず、「選択肢からひっかけポイントを探り出す」という戦略を取るのです。

かなり細かい戦略なので 具体例は割愛しますが、金額の近い選択肢を見比べ、その差額を問題の中から見つけ出すという戦略です。

もちろん、その差額が問題文に記載されていることは稀ですが、そのようなアプローチの方が効率的だよ  という話です。

これにより、6択 → 2~3択に選択肢を狭めることができるので、ランダム回答16%の正答率を33~50%まで上げることができます。

もしご要望があれば、この点も詳しく書こうと思います。

 

論文式試験での解き方

論文式の管理会計論は、時間的なシビアさが増します。

基本方針は、次のとおりです。

  1. 全体を俯瞰し、即答できそうな問題に〇印を付す
  2. 即答できそうな問題を、正確に解く
  3. 残った問題は、短答と同じ要領で解く
  4. 理論問題は、キーワードだけでも必ず書く

解き方はシンプルなので、そこまで難しくないはずです。

 

① 全体を俯瞰し、即答できそうな問題に〇印を付す

問題用紙を配られたら、3~5分で「即答できそうな問題」に〇印を付していきましょう。

論文式試験では、完答は不可能です。

だからこそ、単発で即答できるような問題は、絶対に落としてはなりません。

全体的にどのような論点が問われるかを確認しながら、「コレは即答できそう」という問題に〇印を付けていきましょう。

これにより、必ず解くべき部分を残さず  先に解くことができます。(解き忘れを防止)

 

② 即答できそうな問題を、正確に解く

くどいですが、単発で回答できる問題は、みんなが解きにかかります。(そして正解する人が多いはず)

これを落とすと致命傷ですので、確実に正解しましょう。

なお、「解き始めたら意外と時間がかかりそうなことに気付いた」場合は、諦めて次に進むべきです。

ここでの作業は、とにかく即答できる問題を正解し、リスクを減らすことが目的だからです。

偏差値52というラインは、誰もが正解できる問題を  確実に正解することでクリアできます。

 

③ 残った問題は、短答と同じ要領で解く

論文対策の部分で解説しましたが、基本的には、論文も短答と同じように解き進めます。

つまり、問題を解く前に「関連する論点と解法を思い出す」作業が必要です。

しかし1つだけ異なるのが、1つの問題の中に「複数のテーマ」が混在していることです。

複数のテーマについて、全ての論点・解法を思い出し、回答しましょう。

これができないと、大幅に時間をロスします。

 

④ 理論問題は「キーワード」だけでも必ず書く

全ての科目に共通しますが、「空欄」は絶対NGです。

先述したように、論文ではキーワードを書いただけでも 配点がくる可能性があります。

1点でも多く点数を稼ぐために、キーワードだけでも書きましょう。

精神論になりますが、「最後まで諦めない」という粘り強さも時には必要です。

 

⑤ 時間での区分はしない

補足ですが、論文では(短答と異なり)「1問にかける時間」は、そこまで意識する必要がありません。

なぜなら、問題ごとに難易度・ボリュームが大きく異なり、予め時間で区切ることにリスクがあるからです。

論文式では「傾斜配点」が付きますから、ボリュームの大きさで判断すべきではなく、あくまで「難易度」で判断すべきです。

ボリュームが多く時間がかかるとしても、難易度が低くみんなが正解できる問題もあります。

論文式では、みんなが正解できる問題に配点がきますから、1問あたりの配分時間を決めてはいけません。

 

管理会計論の勉強法まとめ

以上、管理会計論の勉強法でした。

非常に濃い内容だったと思いますので、ぜひ何度も読み返して下さい。

一度読んだだけで全て理解できる人は、まず居ないと思うので…。

その他、このブログでは公認会計士の勉強法を数多く発信しています。

>>関連記事:公認会計士の勉強法まとめ

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以上、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。