【会計士】短答式試験 こんな勉強法は失敗します【企業法編】

こんにちは、公認会計士のロディです。

会計士試験の科目のうち、「企業法」を苦手としている方、多いですよね。
僕もその一人でした。
そもそも、どう勉強すれば良いのか分かりませんでした。

僕は受験生時代、頑張って勉強しているのに一向に点数が上がらず、ものすごく悩みました。
しかし、実は勉強法が間違っていたことに気付き、大きくやり方を変えたことで本番では高得点を取ることができました。

本記事では、企業法の勉強法について、僕の失敗体験をご紹介したいと思います。

【会計士】短答式試験 こんな勉強法は失敗します【企業法編】

僕は受験生時代に1度、短答式試験に落ちています。
落ちたときの企業法の点数は、55点という悲惨な点数でした。

その直後から勉強法を見直し、大幅に勉強法を変えたことで、2回目は85点を取り、無事合格できました。

公認会計士試験 短答式試験の成績と推移を公開します。【合格実績】

2019/03/30

なぜ1回目は点数が悪かったのか、なぜ2回目は点数が良かったのか。
まずは失敗談からご紹介です。

ひたすら企業法のテキストを暗記するのは、絶対ダメ

企業法は各単元ごとに範囲が膨大で、覚える量も膨大です。

僕は企業法の勉強をスタートした頃、あまりの量の多さに面食らい、何から手を付けて良いのか分かりませんでした。
そして、とりあえずテキストを読みまくりました。

・・・が、そもそも法律の知識が無いので、読んでも頭に入ってこないのです。

それでも「この膨大な量の知識を覚えなければ…」と、焦りながらテキストを読み、理解しようと頑張りました。
その結果、1回目の短答式試験では55点という最悪の点数となりました。

もちろん、理解のために読むこと自体に問題はないのですが、最初のアプローチとして間違っていました。

実は、企業法のテキストを全て理解する必要はありません。

例えば、(どこの予備校のテキストにも載っていると思いますが)監査役会の決議が要求される取引について、表としてまとめられたものがテキストに載っているかと思います。
たとえば、「この表を全て暗記する」という勉強法は、間違った勉強法です。

理由は簡単で、この表の中には、試験本番で出題される可能性の低いものが、大量に含まれているからです。

ではどのように勉強すれば良いか、詳しくは後述します。

六法を引きまくるのはNG

僕の通っていた予備校では、必ず「条文に戻れ」とか「六法を引け」と言われていました。

理由は推察するに、試験で問題を解く際に六法に記載されている本文を思い出して解ける、ということなのでしょう。

でも、(少なくとも)僕にとってこの勉強法は、必要ありませんでした。

理由は、そもそも条文自体がテキストに書いてあるので、六法をめくる必要がないからです。
必要のない六法をめくる時間は、完全に無駄な作業時間です。

万が一、条文自体がテキストに載っていない場合は、六法を読んだ方が良いです。
理由は、本試験では必ず条文がそのまま問われるためです。

そんなことを言っても、「論文式試験対策としては六法をめくった方が良いのでは?」と言われるかもしれませんね。
確かに、論文式試験では六法をめくります。でも、六法って条文番号順に並んでますよね。主要な条文番号さえ暗記しておけば、条文をめくるスピードは変わりません。

そのため、論文式試験対策としては六法を多少見ますが、少なくとも短答式試験対策としては六法は不要です。

以上の理由から、僕は2度目の短答式試験の勉強をしていた半年間、ほとんど六法を引きませんでした。

ではどうすれば良いのか、次に説明します。

企業法の勉強法は、シンプルです

本記事のメインです。

企業法の、短答式試験用・勉強法です。

とってもシンプルなルーティンですので、誰でも今すぐ実行できます。

1.授業を受ける
2.短答用の問題を解く
3.間違えた部分は解説orテキストを読んで理解&暗記
4.以降、定期的に2→3を繰り返す

以上です。

本当に、これだけで良いと断言できます。
実際、僕はこれだけしかやってません。

 短答用の問題を解くことの重要性はかなり高い。

僕が企業法の勉強法をどう間違えていたかというと、

テキストを網羅的に理解 → 問題集を解く

という流れで勉強していた点です。

これには問題点が2つあります。

  • そもそも試験に出ない範囲まで学習しており、非効率

  • 問題として出題されやすいポイントを捉えられない

予備校の問題集や答練は、出題可能性を意識して作成されています。
そして企業法という科目は、試験本番において、この問題集・答練からそのまま同じ問題が出題される確率が、極めて高いです。
理由は、答練も本番も六法の文言どおり出題されるためです。

また、そのまま出題されないにしても、出題者が解答させたい論点を知ることができ、そのポイント部分だけを記憶することができます。

企業法はガチで勉強しようと思ったら、範囲が膨大過ぎて絶対終わりません。(きっと全科目の中で最も範囲が広くなる。)

ちなみに、僕は予備校の短答問題集・答練に加えて、TACの肢別問題集をがっつり使いました。

僕は市販教材をあまり使わないタイプでしたが、こちらは絶対に使った方が良いと思います。
問題の的中率が神でして、これを解いたことで70点→85点くらいに点数を伸ばせたと実感しています。

その他、厳選した市販教材はこちらでまとめています。

【公認会計士】市販教材はこれだけで十分です【厳選6選】2019年

2019/04/08

 繰り返し解く

問題集を1度解いただけでは絶対に覚えないので、定期的に繰り返し解く必要があります。

僕の場合は記憶力が悪いこともあり、初めは1週間に1度、同じ問題を解きなおしていました。

知識の忘却速度には個人差があると思いますので、僕は自分の忘却速度を測り、ちょうど忘れた頃にもう一度覚えなおす、という風に学習を進めていました。

「忘れた頃に覚えなおす」というのが、最も効率の良い勉強です。
覚えているのに覚えなおしても意味がありませんし、完全に忘れた頃に覚えようとしてもなかなか覚えられませんからね。

 六法を引かない

繰り返しになりますが、六法を引く必要はありません。(短答式試験対策としては。)

結局、試験で問われたことに対して、知識があれば正解できるので。

「六法をひく」という行為は、なんとなく法律の勉強をしている感が出ますが、それは気のせいです。勉強はむしろ止まっています。

企業法の勉強法まとめ

まとめです。

① 短答用の問題を解く
② 六法を引くのは時間の無駄
③ TACの肢別問題集は解いた方が良い

以上です。

ちなみにですが、僕は論文式試験の科目のうち、最も高い点数だったのが企業法でした。

あんなに苦手だった企業法が、いつの間にか大得意に。
秘訣は上述した、「シンプルな勉強法」に尽きます。

もちろん短答式対策と論文式対策では、勉強法がガラッと変わります。
でも、どちらも勉強法はシンプルであり、勉強した分だけ点数になるのがこの科目の良いところです。

公認会計士試験の勉強法まとめ

2019/05/29

 

おまけ

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