【公認会計士試験】財務会計論(計算)の勉強法【短答式】

こんにちは、公認会計士のロディです。

財務会計論が得意なので、短答式試験では 168点/200点 とりました。(もちろん合格)

財務会計論(計算)の勉強法で、お悩みですか?

本記事では、財務会計論(計算)の効果的な勉強法をご紹介します。
誰にでもできる勉強法なので、マネするだけで高得点がとれますよ。

なお、本記事で最も伝えたい部分は4章以降になります。
時間が無くて全部読めないよ、という方は4章から読んでくださいね。

【公認会計士試験】財務会計論(計算)の勉強法【短答式】

財務会計論(計算)という科目には運要素がほぼなくて、実力がそのまま反映されます。

実際、僕自身も答練から本試験まで、一貫して高得点でしたからね。

なので、勉強のやり方さえ間違えなければ、確実に努力量→点数につながります。

財務会計論(計算)で使用すべき教材

初めに、僕が財務会計論(計算)の勉強で 使用した教材を列挙します。

  • 予備校のテキスト
  • 予備校の問題集
  • 予備校の答練
  • 市販の問題集

以上です。

市販の問題集については、こちらの記事で細かく紹介しています。

【公認会計士】市販教材はこれだけで十分です【厳選6選】2019年

2019/04/08

これらの教材を完璧にすれば、間違いなく合格点に達します。(断言)
むしろ単に合格するだけでなく、得意科目にできますね。

ここで1つ、補足です。

「テキストの問題だけ完璧にすれば受かる」という噂も耳にしましたが、僕には無理でした。
これができるのは、一部の秀才だけであると感じます。
(僕の知人でこれを実行して合格した人が2名いますが、2名とも社会人受験生で1年間勉強しただけで受かった秀才でした。)

多くの受験生は、問題集や答練をこなして合格します。

なお、答練の重要性C(重要性が非常に低い論点)の問題は切りました。
それでも高得点で合格したので、切って正解ということですね。

更に補足

「私の予備校では重要性A~Dまであるけど、どうしたら良いですか?」というご質問をいただいたので、回答します。
具体的にランク付けされたテーマを見ていないので確実なことは言えませんが、Dは切って良いかと。
予備校がランク付けをしているのは、切っても問題のない論点を浮き彫りにするためと推察した為です。

学習すべき範囲を徐々に減らす

財務会計論の計算は、覚えてもすぐに忘れる科目です。

加えて、試験範囲がとても広い科目です。

つまり、試験前日に全てのテーマを復習することは不可能です。
ということは、試験日までに、復習すべき範囲を減らしておく必要がありますよね。

では、どのテーマを減らすべきでしょうか?

答えは簡単で、「覚えているテーマ」を復習から除外すべきです。(当たり前と言えば当たり前ですが。)

では「覚えているテーマ」を、いま明確に答えられますか?

きっと答えられる人は、一人もいないと思います。

そこでオススメなのが、覚えていないテーマに付箋を貼っていく方法です。

これによって、テキストを見れば覚えている所と覚えていない所が明確にできます。
そして復習をする時に、付箋の貼ってある部分のみ復習すれば良いことになります。

これが、最もコスパの良い勉強スタイルです。

学習範囲の広い財務会計論においては、日に日に学習範囲を狭める必要があり、そのためにはこのように無駄なく勉強を進める必要があります。

もちろん、自分で「完全に記憶した」と思っていても忘れていることがあるので、覚えたかどうかの判断は割と重要です。

ちなみに、僕は自分の忘却スピードを把握し、ちょうど忘れるだろうな~という頃に復習をし、効率的な復習を実現していました。

短答式試験での財務会計論(計算)の解き方

ここからが、本記事のメインです。

「本試験でどう解くか」という観点から、勉強法をご説明します。

 計算と理論、どちらから先に解くべきか?

短答式本試験で、計算から解くか理論から解くか、という課題があります。

人によって順番は異なるかもしれませんが、僕は断然、理論から解いていく方法をオススメします。

理由は、以下の通りです。

  • 理論問題を解けるかどうかは、「知っているかどうか」であり、計算問題よりも早く回答できる。(⇒早く回答できる理論問題を後回しにし、タイムオーバーで回答できずに終わるリスクを回避できる。)
  • 比較的早く回答できる理論問題を先に回答しておくことで、残りの問題数を早期に減らすことができ、試験時間中の焦りを軽減できる。

以上より、よっぽどの理由がない限り理論から解くべきです。

 どの問題から先に解くべきか

次に、計算問題の中でもどの問題から先に解くべきか、という話に移ります。

これにも明確な答えがあります。

答えは、簡単な問題から解くべきです。

理由としては、上記(計算・理論どちらから先に解くべきか)と同様です。

でも、そもそも「どれが簡単でどれが難しいか」を判別する時間が必要ですよね。
そして、その時間にあまり多くの時間を割くわけにはいきませんよね。

よって、本試験中に難易度を判別する能力が必要となります。

ここは非常に重要なポイントです。

これを意図的に実践できている受験生は実は少なく、この能力があったからこそ、僕が本試験で高得点をマークできたと考えています。

では、この能力をどのようにして身に付けるのか?

ご紹介します。

最短時間で解く訓練をする

この章は少し長くなります。
そのくらい重要なポイントです。

上記の答えとしては、「最短時間で解く訓練をする」が答えです。

短答式本試験では、財務諸表や仕訳の一部分をダイレクトに解答させる形式で、問題が出題されます。

逆に言えば、問われている部分の解答だけを導く、という解法が最短時間で解く方法になります。

この解法は、時間の足りない財務会計論の試験において超重要です。

そして、これは実際に問題を解く時だけでなく、問題の難易度を判別する際にも、このルートを辿るべきです。

具体的なプロセスは、以下の通りです。

  1. 問われている部分を確認(3秒)
  2. 問題文をざっと眺める(5~10秒程度)
  3. 問題に関連するテキストの論点を思い浮かべる(10秒~15秒)

  4. 上記③で解法が思い浮かべば、解く。そうでなければ飛ばす。
    なお、解法が思い浮かんでも、回答に時間がかかりそうなら飛ばす。

判別には最大で30秒程度かかりますが、早ければ5秒くらいで判別できるものもあります。

そして、特に重要なのは ③ です。

①と②は自然と実践されている方も多いですが、③は訓練が必要であり、ぶっつけ本番で実行することは困難です。

ではどのようにしてこれを訓練するか、以下で解説します。

 テーマごとに全論点を思い浮かべる

答えですが、「テーマごとに全論点を思い浮かべる」訓練が必要です。

余談ですが、僕はこれを「イメトレ」と呼んでました。

では「訓練」の方法をお話しする前に、具体的に僕が本試験中に考えていること(つまり、訓練のゴール)を、プロセス順に明示します。

  1. 問われている部分を確認
    → 「リース債務」の金額が問われていることを確認。

  2. 問題文をざっと眺める
    → (リース会計の論点であるだろうと想定のもと)眺める
    → やっぱりリースだな、と改めて確認。

  3. テキストの論点を思い浮かべる
    →1. リース債務ということはファイナンスリースだな
    →2. ファイナンスリースには移転と移転外があるな
    →3. 移転の要件は3要件あったな
    →4. 要件に該当するような文言は問題のどこにある?
    →5. 無いから他の科目の数値から推察する系の問題だな
    →6. 問題文を読むとリース資産が複数種類出てくるな
    →7. 複数のリース資産について回答した上で移転か移転外か判別する必要があるな
    →8. これは時間がかかるな

  4. 解法は思い浮かぶが、相当時間かかりそう。
    → よし、飛ばそう。

例えばこんな感じです。

短答式本試験中に、最大でも30秒以内にこのプロセスで難易度判定ができるようになることがゴールです。

では次に、具体的な訓練方法です。

やることは2つだけです。

  1. (テキストを閉じて)テーマごとに、全ての論点の体系を思い浮かべる練習
  2. 答練を解く際に、最短ルートで解くことに慣れる練習

①について。
例えばですが、リース会計なら、「①ファイナンスorオペレーティングという論点があって、②移転or移転外という論点があって、③取得原価の算定、減価償却費の計算、残存価額、前払い後払いetc…」という論点全てを一瞬で思い浮かべる訓練です。
初めのうちは非常に時間がかかります。

②は、慣れる練習です。
慣れるためには、普通に解いてはいけません。
(「普通に解く」というのは、いつも問題集を解いているような感覚で、丁寧に全ての仕訳を書いたうえで解くような方法を指します。)
普通に解いているだけでは、最短で解く感覚を身に付けることはできません。

この2つの訓練を行うことで、全ての問題でスピーディに難易度判別ができるようになります。

また、もし判別に時間がかかるのであれば、問題自体が難しいということを意味しますので、自信を持ってその問題を飛ばすことが出来ます。

まとめ

まとめです。

  • 試験が近づくにつれ、徐々に範囲を絞れるように勉強する
  • 易しい問題から解くために、難易度判定をできるよう訓練する
  • 最短ルートで解く訓練は超重要

以上です。

財務会計論(計算)は、配点が高いため、絶対にマスターすべき科目です。

そのため勉強範囲は広いですが、できるだけ効率的な勉強法で得意科目にしましょう。

公認会計士試験の勉強法まとめ

2019/05/29

 

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