こんにちは、公認会計士のロディです。
- 「公認会計士に興味があるけど、学歴に自信がないな、、、」
- 「公認会計士になったあと、結局『学歴』がないと就職できないんじゃない?」
こんな疑問にお答えします。
先に結論を言ってしまうと、公認会計士にとって「学歴」は関係ありません。
本記事では、四大監査法人(BIG4)で採用も担当していた僕が、「公認会計士」と「学歴」について徹底公開します。
[ 目次 ]
1.公認会計士に学歴は関係ありません
2.「受験」において、学歴は関係するのか?
① 「学歴に不安があり、試験に合格できるか心配」という方
② 誰でも受験可能な国家資格です
3.「就活」において、学歴は影響するのか?
4.監査法人内での「評価」に、学歴は関係するのか?
5.「転職」する際に、学歴は関係するのか?
6.まとめ:公認会計士に学歴は関係なし。
公認会計士に学歴は関係ありません【時期別に見てみよう】
一般的には「学歴」って、特に就職なんかで影響しますよね。
しかし大丈夫です。公認会計士にとって「学歴」は全くと言って良いほど無関係です。
就活以外にも、「学歴」について不安を抱いている方も多いと思うので、ここでは細かく「時期別に」分けてご説明します。
4つのフェーズ
- 公認会計士試験を受験(勉強)する際
- 合格後、就職活動をする際
- 就職後、社内での評価など
- 転職する際の、年収や待遇など
大きく分けて、この4つのフェーズで学歴が関係しそうですよね。
それでは、それぞれ時期ごとにご説明します。
【受験】公認会計士試験の「受験」において、学歴は関係するのか?
みなさんにとって、一番身近なお話が「受験勉強」です。
この期間では、特に
- 学歴に不安があるけど、試験に合格できるのだろうか?
- そもそも、受験資格はあるのだろうか?
といった点が気になるかと思います。
結論としては、低学歴でも勉強をすれば誰でも合格できる試験ですし、受験資格は誰にでもあります。
「学歴に不安があり、試験に合格できるか心配」という方
「学歴に不安があって、自分に合格する力があるか心配」という方は、取り越し苦労ですよ。
学歴を心配する必要がない理由
- 全員が知識ゼロからスタートするため、全員が同じスタートラインに立てる
- 筆者自身が、低学歴で短期合格している
少しだけ、僕自身のお話をさせてください。
僕は偏差値40ほどの大学を出ており、大学時代は工学部で建築学を学んでいました。
しかし、そんな僕でも3年間の勉強で、公認会計士試験に合格しています。
たしかに、一般的に「高学歴」と呼ばれる方も周りに多いですが、聞いたこともない大学出身の公認会計士も多いです。
実際に合格してみて実感したのは、公認会計士試験は「勉強した分、点数も上がる試験」ということです。
つまり、「頭の良さ」というよりも、「努力量」の方がよっぽど重要です。その意味で、学歴は全く関係ないです。
また、「公認会計士試験」の試験科目は、高校まで学習した勉強科目とは全く違うので、それまでの基礎知識とか一切不要です。
そのため、大学受験に成功した人でも失敗した人でも、公認会計士の勉強を始める時点(スタートライン)は全く一緒です。みんな知識ゼロですからね。
受験資格はありません。誰でも受験可能な国家資格です。
公認会計士試験は、国家資格にしては珍しく「受験資格」の制限がありません。つまり、誰でも受験できます。
学歴が一切問われない国家資格って、意外と珍しいです。誰にでも一発逆転するチャンスがありますね。
【就活】公認会計士試験に合格したあと、「就活」で学歴は影響するのか?
公認会計士試験に合格すると、就職活動の期間が3週間だけあります。(たった3週間で終わりです。ビックリですよね。)
合格者は、そのほとんどが「監査法人」(主に四大監査法人)という会社に就職することになります。
キャリアとしても非常に魅力的なのですが、ここでも「学歴」が影響するのでは?という不安があるかと思います。
結論としては、就職活動において「学歴」は一切見られません。(断言)
なぜ就職において「学歴」が見られないのかというと、それは「そもそも試験合格者が少ないから」です。
2020年現在においても、公認会計士業界は人手不足でして、大手監査法人1社につき毎年500名~600名に内定を出します。
公認会計士試験の合格者は、1,100名~1,200名です。なんと、たった1社だけで半分をカバーしてます。
それくらい「合格者」が欲しいので、そもそも学歴なんかに興味はありません。(実際、仕事ができるかどうかと「学歴」は関係ありませんからね。)
監査法人では「学歴フィルター」といったものはありませんので、ご安心を。
【社内評価】監査法人内での「評価」に学歴は関係するのか?
古い組織に多いのですが、「学閥」というものがありますよね。
こちらも結論を言ってしまうと、公認会計士業界に学閥はありません。
監査法人(特にBIG4)は外資系企業ですので、そのような古い体質は存在しないです。
【転職】監査法人を退職し、「転職」する際に学歴は関係するか?
将来、監査法人を卒業し転職する際も、「学歴」が左右するのでは?と不安視される方もいるかもしれませんね。
転職においても、学歴は無関係です。
転職の際に学歴が影響することは、(公認会計士に限らず)一般的にもほとんどありません。
>>関連記事:公認会計士の年収とコスパ【詳細に検証してみた】
逆に、「監査法人で何を学んだのか」というような「経験」が問われます。
当然ですが、サボってた人は年収の上り幅も少ないですね。
まとめ:公認会計士に学歴は関係なし。不安を感じる必要は、一切ありません。
まとめです。
- 「受験勉強」「就職」「評価」「転職」の全てにおいて、学歴は影響しません。
- スタートラインは、全員同じ。
- 公認会計士業界は、人手不足なので誰でも就職可能。
もし、「公認会計士になりたいけど、学歴が不安…」という方は、取り越し苦労です。
非常にもったいないので、心配せずに目指すべきです。
「公認会計士」という資格は、誰にでもチャンスの与えられる数少ない資格です。
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公認会計士になるメリット
- たった10年で年収1,000万に到達する
- 受験費用が、ほとんどかからない
- 地位・名誉も手に入る
学歴不要で、これだけのメリットが手に入る資格って、公認会計士くらいだと思います。
お医者さんは医学部に進まなければならないし、大金がかかります。
弁護士さんはロースクールに進まなければならないし、そもそも就職難です。
誰でも費用をかけず、人生を一発逆転できるのが公認会計士の魅力ですね。
公認会計士について、効率的に情報を集めたい方は、予備校のパンフレットを無料で手に入れると良いでしょう。
合格談や、合格後の就職について詳細に書かれていますので、リアルな公認会計士の実態を知ることができますよ。
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まずは情報収集から始めましょう。