【会計士】監査法人非常勤への転職が超おすすめな6つの理由|体験談

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こんにちは、公認会計士のロディです。

転職をお考えですか?
実は、監査法人の非常勤への転職が、非常におすすめです。

「転職で非常勤?」
と、疑問に思われるかもしれませんね。

確かに、一般の会社員であれば「正社員」に転職するのが通常です。
しかし、我々会計士にとっては「非常勤」も立派なキャリアプランの1つです。

本記事を読めば、非常勤への転職がいかに魅力的か、分かりますよ。

ちなみに、私も現役の公認会計士の1人で、とある監査法人と非常勤契約をしています。
本記事は私の体験談も含めて作成していますので、信ぴょう性は非常に高いです。

【会計士】監査法人での非常勤が超おすすめな5つの理由

先に、結論をお示しします。

監査法人の非常勤に転職することで、以下のメリットが手に入ります。

  • 仕事内容は変わらず、純粋に給料が2倍になる
  • 人間関係のストレスから解放される
  • 業務上の責任が軽減される
  • 知識を蓄えつつ、人脈も広げられる

もちろんデメリット(小さいですが)もありますので、こちらも後述しています。

給料が2倍になる

噂で聞いたことがあるかもしれませんが、監査法人の非常勤は給料が非常に高いです。

その情報が本当なのか、実際に調べてみました。

以下は、2019年3月8日現在における、東京都内にある監査法人の非常勤時給単価です。(15法人で比較)

(情報Source:JICPA Career NAVI)

監査法人によっては時給単価に幅をもたせている法人(たとえば時給6,000円~8,000円など)もありますが、本記事(上記グラフ)ではミニマムの値を集計しています。

こちらのグラフから分かる通り、各社4,667円/時~8,571円/時と幅があり、平均すると時給6,469円という結果になりました。

学生時代のアルバイトなんかと比較すると、6~7倍になりますね。

ちなみに、私が契約している監査法人も、時給6,000円以上で契約しています。

では、時給6,469円というのがどのくらい高いものなのか。

皆さんはご自身の「今の時給」がいくらか、ご存知でしょうか?
正社員としての時給です。

「額面金額÷就業時間」という式で簡単に計算できるので、ぜひ計算してみてくださいね。

私は監査法人で常勤として働いていた頃、自分の時給を計算したことがあります。
残業も込みで計算したところ、(シニア時点で)時給3,100円~3,200円でした。(もちろん額面で)

つまり、ちょうど正社員時代の2倍、非常勤で稼げている計算です。

給料が2倍って、普通に考えて凄いですよね。

ついでに申し上げると、時給6,000円なら週4日定時で働いて年収1,000万です。

拘束時間が短い

監査法人と非常勤契約を締結する場合、拘束時間を短くすることが可能です。

ここでは、私が実際に各監査法人と面談した際の体験を基にお話しします。

監査法人での面接の際、必ず勤務日数の話になります。(何日間働くのか、という話ですね。)
この時、残業についても話しておくことで契約を割と自由に決めることができます。

残業をしたくない人は、あらかじめ契約の際に「残業はしません」と決めておけば良いわけですね。
※伝える際は角が立たないように、納得のいく理由を付けましょう。

もちろん、バリバリ働いて稼ぎたい方はこのような契約は不要です。

また、監査法人によっては初めから6時間勤務で募集するなど、勤務時間数の短い法人もありました。

そして、拘束時間を短くできることは、女性会計士にとっても非常に有益です。
実際、ママさん会計士も多くいましたが、皆さんとても働きやすそうにしていました。

監査法人経験者の方なら分かるかもしれませんが、特に繁忙期の大変なところは、毎日終電になったりするところです。
働きすぎて身体を壊すリスクから解放される点も、非常勤のメリットですよね。

人間関係がフラットである

正規雇用で働いていると、一番のストレスは「人間関係」であると言っても過言ではありません。

非常勤で働くと、人間関係というリスクからも解放されます。

実際に働いてみて実感していますが、所内の人間関係が非常にフラットで働きやすいです。

これは「非常勤」という性質上、当然といえば当然ですよね。

パートナーとの距離が非常に近く、大手監査法人時代(常勤時代)に比べて、人間関係のコンフリクトが起きづらく、とても働きやすいです。

人間関係によるストレスはほぼ無くなりました。

主査を任されない

基本的に、主査は常勤の会計士が担当します。

よって非常勤会計士は、1人の作業者として監査に従事することになります。

とっても気が楽ですよね!

日程調整や、その他中間管理職的な業務が不要となりますから、自分のスケジュールも立てやすくなります。

J1の頃に戻ったような感覚になるとともに、「こんなんで給料もらえるの?」という感じでした。
就業時間が終わっても、「あの部分大丈夫かな?」と心配するようなこともなくなります。

言い方は悪いですが、多少無責任でも許されるのが非常勤の良いところです。

人脈が広がる

いわゆる、横の繋がりです。

こちらは、主に独立している方のメリットになります。

非常勤で働く場合、契約先は中小監査法人がメインになります。(時給が高いので)

このような中小監査法人には、私と同じように非常勤勤務の会計士がたくさんいます。
そして、この非常勤会計士との繋がりが、非常に強いものであると感じます。

多くの方は独立開業する傍らで非常勤として働いていますが、一方でクライアントを獲得することはとても大変です。
そして、クライアント獲得のためには人脈が必須ですが、その人脈を作る機会も、とても限られます。

そんな時に頼りになるのが、非常勤同士の繋がりです。

一緒に非常勤で働くと、相手の性格や仕事への向き合い方がよく分かります。

そして、例えば気になる会計士がいたら、仕事が終わった後に声でもかければ一緒に別の仕事をすることもできます。

実際、私も同じ現場の非常勤会計士に声をかけられ、一部コンサルの仕事をもらっています。
監査法人での非常勤が、こんな役立ち方をするとは思わず、意外な収穫でした。

引き受けた仕事をこなすことで、クライアントとも接点ができますから、自分を売り込むことも可能です。

更に、非常勤をいくつか掛け持ちすることで、より人脈が広がります。

非常勤のデメリット

一方で、非常勤には1つだけデメリットがあります。

それは、(通常)契約が1年ごとの更新であるという点です。

何か大きな失敗をすると、契約が1年で切られることも考えられますし、そうなっても文句は言えません。

なので、自身の中期的計画の中に非常勤業務を組み込むことには、一定のリスクがあります。

とは言え、2019年3月現在において、どの監査法人においても会計士はもっと欲しいという状況(売り手市場)です。
よほどのことがない限り、契約を切られることはないです

私の周りの非常勤会計士の中には、クビになったという人は一人もいませんし、聞いたことがありません。

みんな自分の事務所の仕事に徐々にシフトする形で、監査法人を去っていきますね。

なお、監査法人によっては金融庁との約束で、同じ非常勤の会計士と継続して契約できる期間が制限される法人もあるそうです。(以前私の所属していた大手監査法人がそうでした。)

その辺りは、契約時にしっかりと確認しておく必要があります。

非常勤の探し方

非常勤監査法人の探し方には、以下の3種類があります。

①JICPA Career NAVIで探す
②知人の会計士の紹介
③エージェントを使う(おすすめ)

①JICPA Career NAVIで探す

こちらは、日本公認会計士協会(JICPA)が提供するサービスです。
公認会計士または公認会計士準会員(会計士補)であれば、無料で利用することができます。

手順は、以下の通りです。

1.JICPA Career NAVIにアクセス
2.左のメニューにある「登録がまだの方」というボタンをクリック
3.「個人情報保護」の確認項目にチェックをし、次に進む
4.各種情報を入力し、完了。

これで、日本公認会計士協会が提供する求職情報を閲覧できるようになります。

無料で簡単・すぐに閲覧することができるが良い点です。

ですが、こちらには大きなデメリットがあります。

実は、会計士協会で紹介している案件は、非常に数が少ないです。
会計士協会は求職案内が本業ではないので、当然と言えば当然なのですが。

そのため、この方法では例えば高い時給の案件を取りこぼすおそれがあります。

②知人の会計士の紹介

意外と知られていないのが、この方法です。

特に、大手監査法人は表立った募集をしません。
組織が大きいので、辞める人も多く、逆にそういった人を非常勤で再雇用することができるからです。

よって、大手監査法人で非常勤をしたい場合、たとえばその法人で働いている方に紹介してもらうことで、面接を経て契約をすることが可能です。

監査法人によっては、職員紹介制度を採用している法人もありますので、その場合には、紹介してくれた方に対しても報酬が貰えたりします。

ただし、こちらにも大きな難点があります。

  • 紹介というルートはイレギュラーなので、成約までに時間がかかる
  • そもそも、監査法人に知人がいないとダメ
  • 面接まで行ってしまうと、紹介された手前断りづらい

このようなリスクもあり、あまりオススメできません。

③エージェントを使う(おすすめ)

そこで、これらのデメリットを解消するのが、エージェントを利用する方法です。

実は、私は6~7個のエージェントを利用して転職活動をした経緯があります。
その中でも群を抜いてよかったのが、MS-Japanでした。

 弁護士・公認会計士・税理士の求人・転職なら【MS-Japan】

大手のエージェントほど、会計士の転職事情には疎いエージェント職員が多いです。

一方で、こちらのエージェントは会計士(専門職)特化型のため、中規模ながら会計士の転職業界に非常に詳しく、扱う会社数も非常に多いのが魅力です。

会員登録までなら、無料です。
転職はスピードが命ですから、まずは登録だけでもしておくのがオススメです。

登録しておくことで、非常に役立つ情報を 無料ですぐ貰えますからね。

まとめ

まとめです。

  • 仕事内容は変わらず、純粋に給料が2倍になる
  • 人間関係のストレスから解放される
  • 業務上の責任が軽減される
  • 知識を蓄えつつ、人脈も広げられる
  • エージェントは先に登録だけしておくと便利

以上です。

働き方が自由に選択できるのも、会計士の魅力ですよね。

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