会計士が転職して後悔するパターン4選【傾向と対策】

こんにちは、公認会計士のロディです。

会計士なら、誰しも1度は転職を考えますよね。

「今の仕事に不満はあるけど、転職も失敗しないか不安」
そんな声も耳にします。

特に、初めての転職なら尚更ですよね。

今回は、そんな不安を取り除くお話です。

本記事では実際に転職した会計士にリサーチを行い、後悔した転職パターンをご紹介します。
ぜひ、転職の参考にしてくださいね。

この記事の想定読者

  • BIG4出身(または経験)の会計士の方
  • 転職を視野に入れている会計士の方
  • 周囲の会計士の転職事情を知りたい方

もくじ

ちなみに、本記事を書いている私自身も転職経験があります。
私自身の体験も含めて、お話ししますね。

1.会計士が転職して後悔するパターン4選

これから、実際に会計士が転職して、後悔したパターンをお話しします。

こちらではまず、後悔の4パターンをご紹介し、その後にパターンの共通点を分析、そして対策を考えていきます。

1-1.教えてくれる人がいない

大手監査法人から転職した人が、よく不満に感じているのが「教えてくれる人がいない」という点です。

上場大企業であればこのような状況はあまり無いですが、コンサルティングファームや会計事務所に転職した人は、この点で少し後悔しているようです。

大手監査法人には色々な人が居るとはいえ、比較的、教えてくれる人が多いです。
仮に誰も教えてくれないチームに配属されたら、チーム異動を申し出ることも簡単です。

一方で、転職先となるコンサルティングファーム・会計事務所は、当然BIG4よりも規模が小さくなります。
それ故、教える環境が整備されづらい傾向にあります。

我々会計士は、会計・監査に関してはプロです。
一方でコンサルや税務等は専門外であり、教えてくれる環境がなければ仕事はできませんよね。

このようなギャップが念頭になく、転職して後悔した・・・という方が多くいます。

1-2.閉鎖的な風土

こちらも、監査法人出身の会計士からよく聞きます。

監査法人時代は、クライアント先または事務所のフリースペースで仕事をしますよね。
そして、仕事は人と話しながら進める事が多いです。

一方で、監査法人を出ると、人と話す機会が極端に減ります。

私が以前に転職した先の会社も、同様でした。

仕事は基本的に会社の固定デスクですし、デスクが隣同士の人でも滅多に仕事以外の会話をしません。

これによるデメリットは、2点あります。

  • 単純に面白くない
  • コミュニケーション能力の低下

ただし、こちらはよくよく話を聞いてみると、自分から話しかけづらいという話も耳にします。

なので、積極的に話をするように行動すれば、解消できるデメリットです。

結局、話すの大好き!という方は話せば良いし、黙々と作業をしたい方はその環境が整っているので転職がオススメ、ということですね。

1-3.残業代が支払われない

嘘みたいな話ですが、現実にある話です。

私の仲の良い同期で、BIG4から小さな税理士事務所へ転職した会計士がいます。
税務業務に触れたいという動機で、敢えて色々と経験できる小さな事務所に転職しました。

初めは残業もなく、本人もいつ会っても晴れやかな顔をしていました。
しかし、転職して半年ほどして飲み会で会った時に、少し浮かない顔をしているのです。

仕事の具合を聞いてみると、2か月ほど前から急に残業が増え、しかもその期間の給与が支払われないというのです。

税理士の所長に給与について問い合わせても、「お前は会計士だろ、今は勉強期間だ!」という謎の理由により、支払ってもらえないとのこと。

同期の彼は、真面目な性格なので「せっかく入所したし、もう少し頑張って勉強しよう」との考えから、今現在もその事務所で働いています。

私なら即辞表を提出しますが・・・。

しかし事実として、小さな個人事務所ではこのような問題が実際に起きています。

法的に完全にアウトですが、規模が小さくなると所長の意見が強くなり、このようなパワハラが起こりやすいのが現状です。

1-4.入社後に状況が一変した

こちらは、上場準備会社の経理部に転職した会計士の話です。

初めは上場を2年後に控えている、との話で、徐々に勉強しながら成長しようと考え入社したそうです。
しかし、入社後早々に状況が変わり、上場予定日が前倒しとなったのです。

彼は元々モチベーションの高いタイプで、仕事も非常にできる、優秀な会計士でした。
しかし、入社してすぐに毎日終電帰りとなり、その生活を半年続けたところで体を壊してしまいました。

非常にレアなケースではありますが、特にアーリーステージにある事業会社では、会社の状況が激変する可能性もあります。

その後彼に話を聞いたところ、当然当初はこのような状況を想定しておらず、事前にもう少し想定しておけば良かった・・・と後悔を感じていました。

2.後悔のパターンから見る共通点

上記4つのパターンから分かる後悔・失敗の法則は、以下の通りです。

会社規模が小さくなることのデメリットを考えていない

これに尽きると思います。

大手監査法人では、働いていると悪い点ばかりが目につきますが、実は良いところも沢山あったのです。

ちなみに、私自身もBIG4を辞めてコンサルに転職しましたが、その会社も1年弱で辞めました。

辞めてみて初めて、BIG4の規模の大きさに守られていることに気付きました。

3.転職で失敗しないためには?

転職の際に気にする項目としては、

  • 年収
  • ワークライフバランス
  • 仕事内容
  • 面接官の人間性

以上が一般的な項目です。
実は、私やその他の会計士も、この点はしっかりと確認していました。

しかし、これらに加えて「規模の小ささ」を考慮する必要がありそうです。
これを考慮しないで転職すると、上述した4つのパターンに陥る可能性があります。

なお、当然ですが転職エージェントに予め登録しておくことは、マストです。

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転職活動は時間がかかると、せっかくの良い案件も募集締め切りとなってしまうことがあります。

先に無料でエージェント登録しておき、実際に活動する前に情報を仕入れておくことが、効率的な転職方法の1つだったりします。

4.まとめ

最後にまとめです。

転職の際は、会社の規模が変わることによる影響を考える必要がある

以上です。

転職は、一生に何度もあるものではありません。

ぜひ後悔の無いように、しっかりと準備して臨んでくださいね。

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