こんにちは、公認会計士・税理士のロディです。
以前、公認会計士労働組合から高級電卓【カシオ s100】のチラシが来ており、気になったので使ってみました。
結論、
の一言でした。
まぁ、3万円もする電卓なので当然ですが。
私は今まで5台の電卓を使ってきましたが、他の電卓とは別物だと感じました。
それでは【カシオs100】についてさらっと解説し、実際の使用感を見ていきましょう~。
本記事で紹介する商品
もくじ
高級電卓【カシオs100】とは?

カシオs100は、市販(※)で購入できる電卓の中では 最も高級な電卓 です。
かれこれ10年以上、電卓と人生を共にしてきましたが、これよりも高級な電卓は見たことがありません。
カシオs100は、カシオ50周年を記念して生産され、当時は限定モデルとして数量限定で販売されていました。
しかし、あまりの人気で完売した為、市販されるようになったそうです。
カシオ電卓の最大の特徴は、「機能性」です。
各電卓メーカーの特徴
特徴 | |
---|---|
カシオ | 機能性 |
シャープ | デザイン |
キャノン | 安さ |
実用性を考えると、電卓はカシオかシャープの2択です。
特にカシオは、デザイン性よりも「機能性」を追求したものが多く、価格も少し高めです。
>>関連記事:カシオの電卓おすすめ5選【用途別にご紹介】
…のはずだったのですが、遂に禁断の「デザイン性」さえも追求したモデルを出しました。
それがs100です。
高級電卓【カシオs100】を使用した感想(機能性)

私は受験生時代、シャープのEL-N942シリーズの電卓を使っていました。(値段は5,000円くらい。)
当時はお金がなかったので、デザイン性は捨て、最低限の機能で妥協しました。
そして公認会計士になった後、こちらのカシオs100を使いましたが、前の電卓がオモチャに見える程の感動でした。
この感動を文字でしかお伝えできないのが悔しいですが、、、ひとまず、要点ごとに感想をかきます。
何よりもまず、ボタンを叩いた時の「感触」が違う

そしてこのs100を使ってみたのですが、まず明らかにボタン「感覚」が異なります。
PCに詳しい方なら分かると思うのですが、ボタンの感触はノートPCの「ThinkPad」に近いです。(ThinkPadよりも、もう少し固く重い)
また、ストロークが浅いため、かなり軽快に打つことができました。
あと個人的に、打つ感触がとても心地よいです。
ふつうの電卓を打つ感触が「カタカタカタ…」という感じで、s100が「タタタタタ」という感じ。
適度な「重み」があるので、打っているだけで楽しいです。
ボタンだけでなく、全体に重みがあり安定しているため、電卓を叩いた際の振動が1点に集まっているのでしょう。(安くて軽いものは振動が全体に波及してしまうため、軽いタッチになる)
色々な電卓を試してきましたが、この感触だけでも価値があると感じました。
視野角がスゴい(かなり見やすい)
公式HPでは「視野角が広く、見やすい」と謳われていますが、実際に使ってみると 非常にディスプレイが見やすいです。
比較画像を用意しました。
まずコチラが、通常の電卓(先述の5,000円の電卓)



もちろん真上からは見えるのですが、確度によっては見づらさを感じます。
次に、カシオs100の視野角。



かなり横から見ても、しっかりと数字が読めます!
そんなときは電卓の位置を変えたり、チルトの角度を変えたりするのですが、カシオs100なら心配無用。
常にハッキリと画面が見えるので、勉強や仕事の効率を低下させるリスクを回避します。
滑らない安定感
こちらも、昔私が使っていた電卓と比較します。
カシオs100は アルミ合金製なので 元々の重量があるのですが、加えて裏面の「ラバー」が多いです。
滑るとうまく打てなかったりして、ちょっとイライラしたりするもの。
カシオs100では 裏一面に樹脂コーティングがされており、そんな不快感を防いでくれます。ストレスフリー。
早打ちができる?(実感なし)
実務電卓には、通常「2キーロールオーバー」という機能が付いています。
電卓スピードの速い人ほど キーを同時押ししやすいため、2キーロールオーバー機能は必須です。
しかしナント、カシオs100の場合には「3キーロールオーバー」を採用しているのです!
、、、と言っても正直、使っていて3キーロールオーバーの効果を感じたことはありません…。
私のキータッチが遅いだけなのかもしれませんが、、、感触の良さのインパクトが強く、あまりスピードは実感していません。
音がほぼ無い
打つ感触がとても良いのですが、逆に「音」はほとんど出ません。
たぶん全電卓のなかで最もサイレント。
図書館でも(よほど神経質な方がいない限り)普通に使えるレベルだと思います。
でも、打つ「感触」はかなりあります。
見た目カッコイイ

機能面では大満足ですが、とにかく見た目がカッコイイ。
持っている人はまずいないし、所有欲満たしまくりです。
その他の仕様
その他の仕様は、次のとおりです。
- 桁数:12桁表示
- 電池寿命:約7年
- サイズ:183 × 110.5 × 17.8mm
- 重さ:約250g
- レート計算機能
- 消費税計算機能
- メモリー機能
大きさは一般的(むしろ小さめ)ですが、重さは少し感じます。(一般的な電卓は200gくらい)
関数機能などは付いておらず、当然、資格試験などでも使うことができます。
ただし! 「日数計算機能」だけは付いていないのでご注意を。
高級電卓【カシオs100】のデザイン性
↑公式プロモーションMVまで作られている電卓。
機能性よりも「デザインがカッコイイ」という理由で、買われる方が多いようです。(私もその一人)
確かに、他の電卓とは明らかに違う高級感があります。
質感は唯一無二
カシオs100はボディがアルミニウム合金でできており、この点で唯一無二の存在感があります。(通常の電卓はプラスチック製)
光に反射した際のボディが、非常に高級感を醸し出しています。
また 金属のため、触れると常に「ひんやり感」を感じます。
アルミ合金は硬質ですが軽いため、携帯性は高いです。
色味は男性向け
色味はブラック・ブルーの2色のみです。いずれも渋い。
TAX部分やMemory部分にアクセントカラーが入っており、お洒落です。
私はアクセントカラーの映えるブラックを選びました。
高級電卓【カシオs100】の専用ケースも、高い…。

カシオs100を買うと、「専用ケース」が欲しくなります。
やはり高級なモノなので、傷付かないか心配になるのです。

どれも1万円以上のものばかりで、お金がかかる…。
なので、私は「サイズが同じならいいかな」と思い、次の電卓ケースを買いました。
シャープの別の電卓用ケース。
サイズは確かにぴったりなのですが…嵩張り過ぎる。 完全に失敗でした。

ちなみに!
この記事を書いている時、たまたま「発売5周年記念」として専用ケース無料プレゼントキャンペーンが開催されていました。
たまに、このようなイベントをやっているようです。
カシオs100まとめ
以上、カシオs100の使用感レビューでした。
まとめると、カシオs100は次のような方にオススメです。
- 高級志向の方
- 仕事・勉強でストレスなく電卓を打ちたい方
良いパソコンや家電を買うと、モチベーションが高まりますよね。
ぜひ良い電卓を手に入れて、仕事・勉強の効率を上げてみてください。
この記事で紹介した商品は、次の商品です。