こんにちは、公認会計士のロディです。
電卓と人生を共にして早10年、自他ともに認める電卓のプロになりました。
さて今回は、「QC検定(品質管理検定)」用の電卓をご紹介します。
QC検定に合格する上で「電卓」は必須ですので、正しい電卓を選び、効率よく合格しましょう。
QC検定用の電卓の選び方
QC検定用の電卓を選ぶポイントは、次のとおりです。
QC検定用の電卓を選ぶポイント
- 一般電卓であること
- √(ルート)機能付き
- 12桁表示
- 適度な早打ち機能(2キーロールオーバー)が付いている
QC検定では、そこまで高機能な電卓は必要とされません。
電卓が必要な資格として有名な「日商簿記検定」等とは異なり、電卓を使う科目が限られているからです。
とはいえ電卓は必須です。「統計学」では電卓がないと問題が解けません。
また、逆に「関数電卓」などの高機能電卓はNGです。没収されてしまいますからね。
そこで、合格に必要な「最低限の機能」が付いている安くてコスパの高い電卓をご紹介します。
こんな電卓はNG
QC検定を実施している日本規格協会HPでは、NG電卓(関数電卓)として次のように説明しています。
一般的に、通常の電卓の機能(四則計算や百分率、ルートの計算ができるもの)に加えて、三角関数や指数関数、対数関数等の数学関数の計算機能、あるいは任意の数式、数値を入力・記憶できるような高い、多くの機能を持った電卓のことです。このような関数電卓やそれに類する機能を持った電卓のご使用はできません。
引用:https://webdesk.jsa.or.jp/common/W10K0500/index/qc/qc_qa1_3/
>使用して良い電卓は、次のような電卓とのことです。↓
>逆に使用してはダメな電卓は、次のような電卓とのことです。↓

「関数電卓」の定義があいまいなので、説明もやや分かりにくいですね。
少なくとも、本記事でご紹介する電卓は使用が認められますので、迷ったら以下で紹介するものを選べばOKです。
もし関数電卓をお探しの方は、こちらの記事でオススメを紹介しています。
>>関連記事:おすすめの関数電卓9選|電卓のプロが推薦【学生&社会人編】
おすすめのQC検定用電卓を、会計士が紹介。
QC検定でオススメの電卓は、ぜんぶで4つです。
いずれかにしておけば、間違いありません。
QC検定におすすめの電卓
メーカーは、シャープorカシオの2択です。他はコスパが悪いので、避けておいた方が無難です。
どちらを選ぶかは、好みです。キーの配置が微妙に違ったりしますが、どちらも打ちやすいです。
シャープ EL-VN82
コスパ+デザイン性が高く、一番オススメの電卓です。
シャープ50周年記念モデルとして販売され、完成度の高さから、未だに売れ続けていますね。
電卓を選ぶのが面倒な人は、これを買っておけば間違いないでしょう。
必須機能すべてを搭載してこの価格は、かなり安いです。
本記事執筆時点では、定価の4割引で買えるみたいですね。
カシオ JF-120GT
カシオ派の人は、こちらを選んでおけば間違いありません。
カシオはデザイン性がイマイチですが、その分機能性が高いです。
もちろん必須機能はすべて搭載しており、ボタンも見やすいので初心者の方にオススメです。
Amazonでの評価も非常に高いですね。
シャープEL-N942X
上記よりも、少しだけレベルアップした電卓です。
電卓を使うような仕事をされている方や、これから電卓を使う資格試験を学習する予定のある人は、こちらがオススメ。
僕が受験生時代から愛用していた電卓ですので、会計のプロも愛用するモデルです。
とにかくコンパクトで軽く、携帯性◎です。
カシオ DS-12WT
こちらも、上記カシオよりもレベルアップした電卓です。
少しサイズが大きい(B5サイズ)ですが、その分ボタンが押しやすく初心者向きです。
液晶が見やすくなっていたり、触り心地が改善されていたりと、細部が作り込んでありますね。
大きめの電卓が欲しい方は、こちらを選べば問題なしです。
ワンランク上の電卓で、更に効率を高めたい方は
簿記検定の受験生や、会計士・税理士試験の受験生は、更に機能性の高い電卓を使用しています。
電卓の機能性は、勉強効率に直結するので、もしワンランク上の電卓を探している方は、次の記事もご参考にどうぞです。
>>関連記事:日商簿記検定用のおすすめ電卓6選【公認会計士が厳選】
また、「機能性よりもデザイン重視!」という方には、こちらの記事も参考になります。
>>関連記事:【良デザイン】おしゃれな電卓おすすめ30選【電卓のプロが紹介】
以上、電卓のプロがご紹介する、QC検定用のおすすめ電卓でした。