こんにちは、公認会計士のロディです。

『公認会計士』の予備校を選ぶ際は、評判や口コミがとても役立ちますよね。

そこで今回は、資格の学校TAC『公認会計士講座』の評判・口コミをリサーチしました。

私が実際に目にした口コミや特徴なども含め、その内情をご紹介しましょう。(体験談もお話します。)

 

 

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TAC『公認会計士講座』の特徴

資格の学校TAC(以下、TAC)は1980年に創立された、40年以上の歴史を誇る大手資格予備校です。

中でも「公認会計士講座」については、資格の大原と並ぶ業界最大手であり、多くの受験生から支持されています。

TAC『公認会計士講座』の特徴は、大きく3つです。

 TAC『公認会計士講座』の特徴3つ

  • 最大手として多くの合格実績がある
  • 講師は全員「試験合格者」
  • 修了考査に強い

 

『最大手予備校』として、多くの合格実績がある

TACは『公認会計士講座』の最大手として、多くの合格者を輩出してきました。

 TAC『公認会計士講座』の合格者数推移

  • 2019年:360名
  • 2018年:357名
  • 2017年:352名
  • 2016年:385名
  • 2015年:372名
  • 2014年:415名
  • 2013年:458名
  • 2012年:550名
  • 2011年:554名

平均して毎年「約400名」の合格者を輩出していますね。

 

公認会計士試験全体の合格者数が1,100~1,300名ですから、約3人に1人がTACの受験生であることが分かります。(この水準は、資格の大原も同様です。)

なお、公式HPには大きな文字で「合格率40%以上」とありますが、これは有名大学10校の平均合格率ですのでご注意ください。

 

規模が大きく受講生も多いため、試験会場に行くと「TAC」のテキストを開いている受講生がとても多いです。

もちろんTACだから必ず合格できる、というわけではないのですが、多くの人が利用していることは「安心感」につながりますよね。

 

講師は全員「試験合格者」

TACでは、「合格者講師主義」というものを採用しています。

合格者講師主義とは、「試験に合格した人だけが、講師として指導できる」という制度です。

「それ、当たり前じゃないの?」と思われるかもしれませんが、実はそうではない予備校もあります。

たとえば、同じ公認会計士予備校の『資格の大原』では、公認会計士試験に合格していない講師が教えているケースがあります。

どちらにも一長一短ありますが、「合格していない人に教わるよりも、合格した人に教わりたい」という方が多いのではないでしょうか。

※ なお、「企業法」については例外的に「弁護士」の方が指導されています。

 

『修了考査』に強い

こちらは小さなメリットです。(オマケ程度にお考え下さい。)

一般に「公認会計士試験」と言うと、「短答式試験+論文式試験」を指します。

しかし、実際に「公認会計士として登録」するためには、その後実務に就き、「修了考査」(いわゆる、3次試験)に合格しなければなりません。

 

修了考査に受験するためには、同じように予備校に通い、試験勉強をすることになります。

この「修了考査」向けに授業を開講している予備校は、大原とTACだけです。

経験談ですが、修了考査の勉強をする際の予備校は、短答+論文時に選択した予備校を選ぶのがオススメです。(テキストや授業に馴染みがあるため、スッっと授業が頭に入ってきます。)

そして修了考査の際は、圧倒的に「TAC」を選ぶ方が多いです。

その理由は、シンプルに「教材が良いから」です。

たとえば修了考査には「職業倫理」という科目があるのですが、大原ではそもそも教材がなかったりと、穴が多いのです。(そのため、論文式試験までは大原を使っていた方も、修了考査ではTACを選ぶという方が多いです。)

 

TACで勉強しておけば、修了考査対策も盤石になります。

合格後にも恩恵を受けられるのが、TACの良いところですね。

 

TAC『公認会計士講座』の評判と口コミ

大手専門学校として有名なTACですが、実際に「公認会計士講座」を受講した方々の感想はどうでしょうか?

TAC『公認会計士講座』の評判と口コミをまとめました。

 

 Aさん:学生一発合格

私がTACを選んだのは、「先生が全員公認会計士であること」が理由でした。

選んで正解だったなと思った瞬間は、勉強法を相談した時です。TACの先生は、実際に公認会計士試験を合格された方なので、1科目の勉強法だけでなく、全科目の総合的な勉強法を教えていただけました。

公認会計士試験は「満点」を狙うのはNGなので、全科目バランスよく得点するための勉強法が身に付き、合格することができました。

 Bさん:社会人一発合格

TACは母集団が多く、受験生の中での順位を把握できるのが非常に良かったです。

公認会計士試験で意識すべきことは「自分の順位」です。相対評価の試験なので、周囲の受験生よりも高いレベルに自分を保つ必要があり、そのためには「周囲のレベル」を知る必要がありました。

TACには数多くの受験生が在籍しているので、試験全体の母集団を知るには便利でした。

大手というメリットは、予想以上にプラスに働きました。

 Cさん:学生合格

TACは、公認会計士の予備校の中でも「最大手」という安心感があったので、「カリキュラム通りに進めれば絶対に受かる」という信頼がありました。

授業も答練(テスト)も、すべてカリキュラム通りに受け、特に変わった勉強法を用いることなく、スムーズに合格することができました。

TACでは、実際に現場で働いている公認会計士の方が講師として教えてくれるので、話の内容も非常にリアルで、イメージしやすかったのが印象的です。

 

やはり「大手」という点が評判のようですね。

その他、教材がスマホで読めたり、授業をすべてスマホで視聴できる、といったIT面での評判も良いのが印象的でした。

 

TAC『公認会計士講座』のメリット

実際にTAC公認会計士講座を受講した方の評判・口コミを見てみると、次の3つのメリットがあることが分かります。

 メリット

  • 大手予備校のスケールメリットを得られる
  • 講師は全員合格者のため、勉強法を相談できる
  • 「企業法」「監査論」に強い

 

大手予備校のスケールメリットを得られる

スケールメリットとは、予備校の規模が大きいことによるメリットを言います。

予備校が大きいことが、なぜメリットになるのか? 理由は2つあります。

 

 スケールメリットの効果は2つ

  • 予備校内での順位から、本番での順位を想定できる
  • 予備校としても受験生のレベルを把握でき、「捨て問」の判断ができる

もう少しだけ、具体的に解説します。

 

 予備校内での順位から、本番での順位を想定できる

TACでは答練(テスト)が定期的に行われます。

TACは受講生が多いため、ここでの順位(偏差値)から、本番での順位(偏差値)もおおよそ想定できるようになるのです。

小さな予備校(母集団)では、やや情報(受験生)が少なくなるので、正確な想定が難しいですよね。

これがスケールメリットの効果です。

 

なお、「全国模試」などは他校の受講生も受験できるため、一応他校でも「自分の順位」を確認することはできます。

日頃の答練(定期テスト)から自分の順位を確認したい方には、TACがオススメです。

 

 予備校としても受験生のレベルを把握でき、「捨て問」の判断ができる

もう1つのスケールメリットによる効果は、「捨て問」の把握です。

公認会計士試験では、「絶対に解いてはいけない問題」いわゆる捨て問が、何問か出題されます。

この「捨て問」を判別するには、「周りの受験生が解けるかどうか」という視点が必要になります。

公認会計士試験は「相対評価」の試験ですので、周りの受験生が解ける問題を解き、解けない問題は解かない、という戦略が必須です。

大きな予備校であれば、受験生のレベル感を予備校側で把握できますから、「どの問題が捨て問か」を受験生に教えることができますよね。

受験生側もそれを知ることができるので、戦略的に優位に立つことができます。

 

講師は全員合格者のため、勉強法を相談できる

TACの公認会計士講座では、「合格者講師主義」を掲げ、講師は全員「公認会計士試験に合格した人」です。

余談ですが、TACの講師になれるのは「全国模試」で成績上位になった方(そして本試験にも合格した方)だけです。

そのため、1つの科目に限らず、「公認会計士試験全体」の勉強法を教わることができます。

合格者でなくても1つの科目について教えることはできますが、全体のバランスのとり方など、試験合格者にしか分からないこともありますからね。

よく資格の大原と比較されるTACですが、この点が大原とは大きく異なります。
>>関連記事:資格の大原『公認会計士講座』の評判と口コミ

 

どちらも一長一短ありますし、他にも細かな違いなどはありますので、詳しくはパンフレットなど入手し比較してみると良いでしょう。

 

「企業法」「監査論」に強い

TACは、「企業法」と「監査論」に強いことで有名です。

 TACの有名講師(一部ご紹介)

  • 企業法: 宮内 康浩 講師(弁護士)
  • 監査論: 中里 拓哉 講師(公認会計士)

 

「企業法ならTACの宮内先生」「監査論ならTACの中里先生」と言われるほど、受験業界では有名な講師です。

 

私自身も、お二人の講義を受けたことがあります。

非常にユーモアあふれる講義で笑いがあり、かつ非常に頭に入りやすい講義でした。

 

他の予備校にも分かりやすい講師の方々はいますが、あくまで「有名」なのはこちらの方々です。

ただし残念なことに、現在TACには単科コース(1科目だけ受講できるコース)がありません。

もし受講したい場合には、全科目まとめて受講する必要があります。(普通はそうしますが。)

 

TAC『公認会計士講座』のデメリット

受講生の評判・口コミも良いものが多く、大手予備校としても信頼性の高いTACですが、デメリットはあるでしょうか?

ここでは筆者の体験なども含めて、TAC公認会計士講座のデメリットを解説します。

 デメリット

  • やや殺伐とした雰囲気がある
  • 料金が少し高い

 

やや殺伐とした雰囲気がある

TACの受講生は、他の予備校と比べてやや「殺伐」としている印象を受けます。

どの校舎も似たような雰囲気がありますが、受講生同士の「本気度」が強く見えます。

その理由ですが、おそらく「テストの順位を貼り出す」という方針が、受講生同士のライバル意識を高めているものと思います。

比較的、受講生同士が仲良くなる空気感はなく、「周りはライバル」という意識が高いので、「受講生で仲良くなったりするよりも、ガチで試験に合格したい!」という気概のある方にはオススメですね。

 

料金が少し高い

大手予備校の宿命とも言えますが、TACの公認会計士講座は授業料が少し高いです。

 公認会計士講座の料金

  • TAC:75万~85万円
  • 大原:75万~85万円
  • 東京CPA:60万~75万円
  • クレアール:45万~55万円

全予備校の中では、最も高いですね。

歴史と実績があるため、「安心料」が含まれていると思います。

この辺りは、自身のご予算と相談ですね。

 

また、最もお手頃なのはクレアールです。

クレアールは「勉強効率」を追求した予備校ですので、『短い授業&低価格』で公認会計士を目指すことができますよ。
>>関連記事:クレアール公認会計士講座の評判と口コミ【会計士が解説】

 

まとめ:予備校をTACに決めたら、すぐに勉強開始すべきです。

まとめです。

 TAC『公認会計士講座』の評判・口コミまとめ

  • 口コミ・評判としても、「大手だから」という理由で選ぶ人が多かった。
  • 大手としての「安心感」と「スケールメリット」が得られる。
  • 講師が全員「合格者」という点が、資格の大原とは異なる。
  • 料金は全予備校の中で1番高い。

 

評判・口コミを見て『よし、TACで会計士を目指そう!』と思った方は、すぐに勉強をスタートするのがオススメです。

公認会計士の受験において、最もモチベーションが高い時期は「会計士を目指した瞬間」ですので、早く勉強を始めると良いスタートダッシュが切れます。

詳細なプランは公式HPから確認できますので、TACが良いなと感じた方は、ぜひ確認してみましょう。