税理士に合格するための勉強時間【ネット情報を信用したらダメ】

税理士試験の勉強時間

こんにちは、公認会計士のロディです。

  • 「これから税理士を目指そうと思うけど、勉強時間はどのくらいかかるんだろう?」
  • 1日にあまり多くの「勉強時間」をかけられないけど、何年で合格できるかな?」

本記事では、そんなお悩みを解決します。

 

 

税理士試験合格の目安となる勉強時間

税理士試験合格の目安となる勉強時間

税理士試験の各科目の勉強時間は、次のとおりです。(あくまで目安です。)

 目安となる勉強時間

(必須科目)

  • 簿記論:800時間~
  • 財務諸表論:800時間~

(選択必須科目)

  • 所得税法:1500時間~
  • 法人税法:1500時間~

(選択科目)

  • 相続税法:1200時間~
  • 消費税法:1000時間~
  • 酒税法:1000時間~
  • 国税徴収法:800時間~
  • 住民税:800時間~
  • 事業税:800時間~
  • 固定資産税:1000時間~

それぞれ、「このくらいの時間勉強すれば、合格レベルに到達する」という勉強時間です。

 

1科目で平均1,000時間ほど必要になりますので、合計5,000時間で合格レベルに到達することになりますね。

1日2時間勉強される方は、約6~7年
1日4時間勉強される方は、約3~4年
1日8時間勉強される方は、約2年

で合格できる計算ですね。

ただし、これは「一発合格」を前提としています。試験に落ちてしまうと、必然的に勉強期間は伸びます。

ちなみに、独学は絶対にやめておいた方が良いです。

専門学校代は節約できますが、勉強時間が2~3倍に増加します。(やる気がなくなって、撤退する未来が見えます。)
>>関連記事:税理士に独学は無理?(更新中)

 

 

なぜ、ネット情報(勉強時間)を信用してはいけないの?

なぜ、ネット情報(勉強時間)を信用してはいけないの?

税理士に合格するための勉強時間は、様々なサイトで謳われています。

しかし、あまりにもウソ情報が多いです。

例えば、「税理士試験の総勉強時間は3,000時間」「所得税法は500時間で合格できる」などなど、、、明らかにウソ情報なのですが、これから税理士を目指すという方にとっては、これらがウソかどうか判別できませんよね、、、。(かなり悪質)

おそらくこれらの嘘を掲載しているWebサイトは、税理士試験を受験したことのない外注ライターを使って執筆されています。

 

僕は税理士になる資格を有していますが、税理士試験の全科目を受験したわけではありません。

そのため、「絶対にコレは間違い」「コレは正しい」と言い切ることはできないのですが、少なくとも「信用してはいけないサイト」や「予備校」があるのは分かります。

例えば、「合計3,000時間で合格する」というウソ情報を信じた場合、1日8時間勉強すればたったの1年間で全科目合格できてしまう計算になります。(絶対にあり得ない。

税理士試験は、1年間で3科目合格したら「かなり凄い」と言われるレベルです。それを1年間で5科目・・・?

 

僕は、「簿記1級」と「公認会計士」の資格も取得しており、どちらもストップウォッチを用いて、毎日正確に時間集計をしていました。(ちなみに、簿記1級は合格までに710時間、公認会計士は合格までに7,350時間かかっています。)

その経験から言っても、「3,000時間で税理士になれる」というのは、「絶対に嘘だろ」と思います。

 

ネット上には「短い時間で合格できるよ」とウソの情報を流し、講座の購入などに誘導させる悪質なWebサイトがいくつも存在します。

ぜひ、色々なサイトを参考にして、総合的に判断してくださいね。(もちろん、僕の情報のみを鵜呑みにするのもダメです。)

 

「合格のための勉強時間」は、今後の受験勉強のスケジュールに大きく影響します。

事前に正しい勉強時間を認識した上で、勉強をスタートさせましょう。

(確定的なことが言えず、ごめんなさい。)

 

税理士合格までの平均的な「勉強期間」

税理士合格までの平均的な「勉強期間」

税理士試験に合格するためには、平均「3年~5年」という勉強期間が必要になります。

税理士試験よりも難関と言われている「公認会計士試験」は、平均「2~3年」ですので、実は公認会計士試験よりも合格までに時間がかかります。

税理士試験合格者内訳

引用:国税庁HP

こちらは、税理士試験受験生の内訳データです。(最新)

よく見ていただきたいのが、「合格者数」です。合格者数とは、5科目合格した方の人数なのですが、たったの750人しかいません。受験者合計は約30,000人ですので、合格率は約2.5%です。

ちなみに、公認会計士試験は受験生約10,000人、合格者数は約1,100人で、合格率は約11%です。
>>関連記事:公認会計士試験の「本当の」合格率、ご存知ですか?【詳細分析】

いかに、税理士試験が難しく、多くの勉強時間が必要なのかが分かりますね。

難しい試験ですので、1度や2度は不合格になることも視野に入れておく必要があります。(そうでないと、当初の想定以上に勉強期間が長引いてしまいます。)

 

税理士試験の良いところは、「自分の生活リズム」に合わせて勉強できること

税理士試験の良いところは、「自分の生活リズム」に合わせて勉強できること

税理士は、間違いなく「難関」の国家資格です。

取得することで、社会的な地位・や名誉とともに、安定した収入を得ることができます。

このような価値ある資格を、「働きながら」取得できるのが、税理士試験の大きなメリットです。

 

たとえば次のような国家資格は、働きながら取得することが(ほぼ)できません。

  • 弁護士
  • 公認会計士
  • 医師

 

これらは税理士と同じ「難関国家資格」ですが、一定期間勉強に専念しなければならず、勉強を始める際に「職を失うリスク」があります。

しかし、税理士試験の場合は「科目合格」が認められているため、『あまり勉強時間が取れない人は、1年で1科目』『勉強に集中できる環境がある人は、1年に2~3科目』という風に、自分の生活リズムに合わせた受験が可能なのです。

 

仕事を辞めるリスクを背負うことなく、難関国家資格を取得できる、かなり夢のあるお話ですね。
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行動が早いほど、短期合格が狙えます。

行動が早いほど、短期合格が狙えます。

まとめです。

 まとめ

  • 各科目の勉強時間は、平均1,000時間程度
  • 5科目合計で、5,000時間以上の勉強時間が必要
  • 勉強期間は、3~5年が平均
  • 税理士試験の大きなメリットは、誰にでも狙うチャンスがあること

 

勉強時間は多く必要になりますが、1科目ずつ合格できるのが、税理士試験の最大のメリットですね。

 

最後に1つ重要なことですが、「短期間で合格」を目指したいのであれば、ぜひ「すぐに行動」を始めてください。

というのも、税理士試験は年に1度しか無いからです。

勉強のスタートが遅くなると、次回の税理士試験までに準備ができず、落ちる→来年もう1回受験、、、なんてことになります。

これって、すごくもったいない事です。税法は毎年法改正がありますので、同じ分野を2回勉強することになります。

 

今は情報収集の段階だと思いますが、ある程度情報が集まったら、すぐに勉強をスタートされることをオススメします。

時間は有限ですからね。
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