こんにちは、公認会計士のロディです。
公認会計士として仕事を始め、7年目に入りました。
- 公認会計士に興味があるけど、なるとどんなメリットがあるかな?
- 公認会計士になったら「モテる」って聞いたけど、本当?
本記事では、そんな疑問にお答えするために、『6つのメリット』をお話します。
「これから公認会計士を目指そうかな?」と考えている方に、おすすめの内容です。
※ その他、現在勉強中で「モチベーションを高めたい」という方にもオススメです。
[目次]
1.公認会計士になって得た、6つのメリット
① モテる
② 年収は同年代の2倍
③ 大きな信用力
④ 大企業の経営を理解できる
⑤ 職に困らない
⑥ 自由が手に入る
2.公認会計士を目指すことのデメリット
3.まとめ:公認会計士は、こんな人に特にオススメ
公認会計士になって得た、6つのメリット
公認会計士になり6年が経過しました。
2021年からは独立しており、振り返ってみると「多くのもの」が手に入ったな、と実感しています。
公認会計士になって得たメリット
- 年収が同世代の2倍以上になった
- モテるようになった
- 地位・名誉・信用力が手に入った
- 大企業のビジネスを知ることができた
- 職に困らなくなった
- 自由が手に入った
どれも、普通のサラリーマンになっていたら、手に入っていなかったと思います。
1つ1つ解説します。
モテるようになった
少し順番が違いますが、「公認会計士になるとモテるの?」という声が非常に多かったので、初めに解説します。
結論としては、公認会計士になる前に比べてモテるようになりました。
理由は(一応、自分なりに分析したところ)次のとおりです。
公認会計士がモテる理由
- 「なんとなく凄そう」という世間のイメージ
- 高所得者であることが一発で分かる
- コミュニケーション能力が磨かれたため
一般的に、「公認会計士がどんな職業なのか」を知っている人はかなり少ないです。
しかし「なんとなく凄そう」というイメージはあるようです。知名度は「医師」「弁護士」に劣るものの、職種としてはかなり有名ですからね。
そのため、たとえば合コン等で自己紹介をすると、(第一印象としては)好印象を受けることが多かったです。
また、公認会計士=高所得者ということも一般的に認知されています。
そして何より「コミュニケーション能力」を鍛えられる点が、最もモテ要素に繫がると感じます。
公認会計士の仕事では、常にクライアントとの「会話」が求められます。
このような環境で仕事をするため、自然と高いコミュニケーション能力が身に付きます。
>>公認会計士の仕事内容と、1日の働き方【現役の公認会計士が解説】
そのため、比較的「地味」に見られがちな公認会計士ですが、喋りに長けている人は多いです。
派手に遊んでいる人も(ごく少数ですが)います。
最後に、なんだか自慢話をしているようで気持ちが悪いので、補足です。
これらは筆者に限った話ではなく、周りの会計士を見ていても(全体的に)そのような傾向があります。
年収が同世代の2倍以上になった
公認会計士になると、一般サラリーマンの2倍以上の年収が得られます。
これは、公認会計士に対する人的ニーズが非常に多いためです。
たとえば、監査法人に勤務した場合、年収は次のように推移します。
(参考)年収推移
- 1年目:400~500万
- 5年目:700~800万
- 10年目:900~1,000万
- 15年目:1,200~1,300万
- 20年目:1,500万~
もちろん上記はあくまで「参考」です。
転職をすることで、更に年収は跳ね上がります。
たとえば、僕は公認会計士歴5年の時点で、年収900万円ほど貰えていました。(転職1回)
>>関連記事:公認会計士の年収はどのくらい?【私の給料明細を見せます。】
同世代の2倍どころではありませんね。
それほどまでに、公認会計士へのニーズは多いのです。
ちなみにですが、公認会計士になると「アルバイト」ができるようになるのですが、この時給がとっても高いです。
僕も独立の傍らで(スキマ時間で)バイトをしていますが、かなり美味しいですよ。
常識外れの金額ですね。
地位・名誉・信用力が手に入った
公認会計士と一般的なサラリーマンで大きく異なるのは、「資格を持っていること」です。
サラリーマンが自分の価値を証明するのは、結構難しかったりします。
今まで務めてきた会社の話や、関与してきた業務など、事細かに話さないと伝わりませんよね。
しかし公認会計士の場合は、「公認会計士をしています。」の一言で、わりと通用します。
その意味でも、周りの方からの信頼が得やすい、というメリットを感じます。
もちろん、職業をお伝えしただけで驚かれる機会も多いです。
また、目に見える信用力としては、借入(ローン)の限度額が上がる、というメリットがあります。
特に、公認会計士試験に合格すると、BIG4(大手監査法人)に多くの方が就職できます。
BIG4は世界的な超大企業ですので、社会的信用は非常に高いです。
大企業のビジネスを知ることができた
公認会計士になると、誰もが知っているような大企業の内部に入り、経営の仕組みを知ることになります。
このような経験も、一般の会社員にはできない経験です。
この経験から得られるメリットは、2つです。
- 経営コンサルへの転職が可能になる
- 起業することが可能となる
多くの「大企業」の経営を理解することで、様々な会社への経営コンサルに必要な知識が身につきます。
また、大企業の経営を知る事ができるので、その知識を活用し起業する公認会計士も多くいます。
職に困らなくなった
公認会計士になると、職にあぶれる(くいっぱぐれる)ことが無くなります。
公認会計士に対する転職市場のニーズは多く、売り手市場が続いているためです。
これは僕に限らず、公認会計士であれば全員がこの水準です。
また、「監査法人」という組織では、常に公認会計士を募集しており、この点で雇用が安定しています。
たとえば、公認会計士のメイン業務に「会計監査」という業務がありますが、これは「公認会計士にしかできない業務」(独占業務)です。
当然ほかの人が実施してはいけない(実施すると違法)ので、会計監査というサービスを提供する監査法人では、常に公認会計士へのニーズがあります。
会社を辞めても「公認会計士」という資格はなくならず、常に武器として持ち続けることができます。
そのため、公認会計士になると「職」に対する不安は消えます。
自由が手に入った
このメリットは、僕が「公認会計士になって、本当に良かった」と感じたメリットです。
公認会計士になって、働き方のすべてが変わりました。
公認会計士のキャリアは、様々です。
公認会計士の主なキャリア
- 監査法人
- 会計事務所
- 一般企業(経理・財務・経営企画)
- コンサルティングファーム
- 独立
こんな感じで、公認会計士になると「職業選択の幅」が増えます。
その意味で、キャリアを選択する自由が手に入る、ともいえるでしょう。
そして、僕が最も実感しているのが「独立」という選択肢のメリットです。
これは普通にサラリーマンをしていたら、得られなかったキャリアでした。
独立をすると、次のようなメリットがあります。
独立をして得たメリット
- ストレスがゼロになった
- 通勤が不要になった
- 朝何時に起きても良い
- 好きな仕事だけを選んでできる
独立をすると、誰からも指示を受けず、たった一人で仕事ができるようになります。
そのため、会社員が避けて通ることのできない「人間関係のストレス」から解放されます。(これが個人的に一番良かった)
次に、通勤が不要になるため、ムダな時間がなくなります。
外出のためにヒゲを剃ったり、着替えたり、駅まで歩いて電車に乗り、会社に行く…。そんな時間はすべてなくなります。
また、勤務時間が決まっていないため、朝何時まででも寝ていられます。(睡眠時間が長い人にオススメ)
そして最後に、「好きな仕事だけ」を選べます。これもストレスフリーに繋がりますね。
自分自身で、収益が最大化できる案件のみを選択し、お金にならない作業は全て排除します。
これによって、どんどん時間効率が高まるので、新たなビジネスにも挑戦できるようになり、経験値はどんどん増えます。
事業が安定するまではバイトを掛け持ちすることで、リスクを低減することができます。
失敗したら、会社に戻れば良いんです。どうせ求人は大量にありますから、いつでも戻れます。
公認会計士を目指すこと自体のデメリット
「公認会計士にならなければ良かった」と感じたことは、正直1度もありません。
ただし、これから公認会計士を目指す方にとって、「公認会計士を目指すこと自体のリスク」はあります。
公認会計士を目指すことのリスク
- 合格できず撤退した場合、多くの時間が無駄になる。
リスクは、この1点に尽きると思います。
公認会計士試験は難易度の高い試験ですので、受験勉強から撤退した場合、それまでの時間が無駄になってしまいます。
>>関連記事:公認会計士試験の難易度を、分かりやすく解説
失った「時間」は取り戻すことができませんので、受験生にとっては、大きなリスクになります。
たとえば対応策の1つとして、「とりあえず簿記1級にチャレンジしてみる」というのはアリです。
日商簿記1級は「公認会計士試験への登竜門」と言われており、試験範囲が公認会計士試験と似ています。
「いきなり公認会計士は、ちょっと敷居が高いかも…」と感じている方は、まず簿記にチャレンジしてみて、適性を判断されると良いですよ。
僕が簿記1級を取得して、公認会計士の受験にどう役立ったのか?は、「簿記1級を取得するメリット4つ+α【実体験】【会計士が解説】」の記事でお話しています。
もう1つの対応策は、「事前にしっかりと情報を集めておくこと」です。(今すぐ実践可能)
事前の準備もなしに、いきなり公認会計士試験に突撃するのは、ちょっと危険すぎます。
予備校のパンフレットなどを手に取り、「具体的な勉強スケジュール」や「合格体験記」を知ることで、リアルな受験生活をイメージすることができますよ。
>>クレアールなら、無料で資料請求が可能です。
リスクを未然に防ぐには、ある程度の「行動」が大切です。
まとめ:公認会計士は、こんな人にオススメです。
まとめです。
公認会計士になって得られるものは、次のとおりです。
- 高収入(同年代の2倍)
- モテる
- 信用力
- 経営に関する知識
- 一生、職に困らない
- 自由
以上です。
いずれも非常に大きなメリットですし、サラリーマンでは絶対に得られないメリットだと思います。
以上のメリットから、公認会計士は次のような方に向いています。
公認会計士が向いている人
- 仕事を安定させたい
- モテたい
- 圧倒的に高い年収を得たい
- 社会的地位や信用を得たい
- 自由に働きたい
僕の場合は、特に「自由」が手に入ったのが大きいです。
これを知ると、もう会社員には戻れない…。そのくらい、仕事が楽しいです。
また、これらの大きなメリットを得るためには、まず公認会計士試験に合格しなければなりません。
「試験制度」や「具体的な受験生活」について知りたい方は、予備校のパンフレットを入手することをオススメします。
「最新の試験情報」や「合格体験記」が分かるので、効率的に情報を集めることができますよ。
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いまなら無料で一部講義が見れるそうなので、一石二鳥ですね。